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内容説明
毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと猫猫に送り付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁が流行していった。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、さぼっている仕事をこなすように説得するのだが―。
著者等紹介
日向夏[ヒュウガナツ]
『薬屋のひとりごと』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
286
壬氏頑張った。でも、もう一歩なのかな。「そこそこ」がまだ尾を引いているのですね。こんな重要ワードになるとは。今後、壬氏が皇帝になることも玉葉后と敵対することもないなら、壬氏からの求婚の受入れについて猫猫の抵抗感は大分減るはずなのですが、素直に話が進むのでしょうか。別にラブコメがメインでもないからあっさり結婚話進めてコンビで活動するのも良いかと思いますが。この話を聞いた変人軍師の反応が知りたい。2019/03/18
だりあん
175
うっわぁ…外堀埋めて舗装されちゃったよ…『そこそこ』って…壬氏…よっぽどあれだったのね…。羅漢パパ、やっぱり愛妻家…。2019/03/19
がんも
154
今回も謎解きあり、囲碁大会ありと面白かったです、今後国内の権力争いや、他国の動き飛蝗など物事が大きく動きそうで、続きが楽しみです。猫猫も否応無く巻き込まれていくんだろうな〜(まぁ〜主人公だし)壬氏もだいぶ体張りましたね〜だいぶ堀が埋まった感じ。2019/03/04
はなりん
125
うゎ~!続き気になる~!前巻の爆弾発言からの壬氏の次の手が、そうきたか~って感じ。国の情勢も玉葉の実家だったり、北側だったり、蝗害の気配だったりきな臭い事盛りだくさんで不穏な状況で、壬氏の打った手がどうなるんだろう・・・。前半のほのぼの日常が最後の章で全部持っていかれた(笑)。それほど衝撃!2019/03/02
かんけー
124
今巻も個性的過ぎるキャラ達の思惑は縦横無尽に勝手w気ままに星座は廻る?(^_^;)猫猫は壬氏とモノクルw親父が苦手で薬が絡むと、俄然尻尾振るしぃw同僚のヤオと燕燕も各々自身のマイ・フェバリットに余念がないと。事の発端は羅漢の囲碁入門書から?表紙が壬氏に羽交い締めされる猫猫の図♪バッタの被害のエピとか何やらきな臭い感じが?どっかの道楽息子3兄弟はどうでもいいのでスル~w玉葉后の簪の件も自作自演のお茶目さん♪ラストの壬氏の狙い目は何処に~( =^ω^)猫猫の貞操は守られるのかw待ったなし?で。面白かったです 2019/03/03