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出版社内容情報
銀河大戦を終えた後、《ヒーロー》としての力を失ったジークを執念で追いつづける男がひとり--惑星連合長官ケイン・サダムその人である。ジークを無理にでも現役復帰させようとする長官の「魔の手」から辛くも逃れたジークが流れ流れてたどり着いた先は、辺境の海ばかりの惑星。ここで、働きづくめの日々にうんざりしていた女性社員たちがジークに対して休暇を要求! 結局この惑星にとどまることになってしまう。もちろんただで済むわけがなく、事件に巻き込まれてしまうのだが……。人気スペースファンタジーシリーズ第6弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
王蠱
3
銀河全土を巻き込む大戦、その勝利と引き換えに「ヒーロー」としての力を喪失したジークは逃亡→なし崩し的にバカンスへ。後書きの通り大きな意味で一段落ついての橋渡し兼箸休め的な外伝っぽい話。今までの事件の規模・ヤバさがとんでもないの揃いだっただけあって「今回どっちかというと日常寄りだなぁ」とか感じちゃったけどよく考えるとそれでも十分に規模デカイことやってたww力があろうとなかろうと「困ってる相手はなんだかんだで放っておけない」ジークは本質的な部分でやっぱり間違いなく「ヒーロー」だよ2013/09/10