危険な思想家

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危険な思想家

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784073083184
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『SPA!』(四方田犬彦氏「次は火だ!」)、『朝日新聞』(「新刊 私の◎○」大月隆寛氏、鷲田小彌太氏)、『ダ・ヴィンチ』(「今月の注目本」)などで大絶賛の、封建主義者・呉智英夫子最新作。
誰もが避けて敢えて批判しようとしない人権イデオロギーの病理を根元的(ラディカル)に批判した、注目の書です。

目次

第1章 オウムの托卵(オウムと惰性知識人たち;異物と孤独)
第2章 人権真理教の思考支配に抗して(人権真理教と差別;聖なる白痴の零落;民主主義の顕教密教と人権朱子学の崩壊)
第3章 眠れない世のために(歴史がわかると現代がわかる;左翼全滅の時代の「左畜」;痴漢より恥ずかしい「アエラ」の広告;あいまいな日本語の新聞;「噂の真相」さん江;大学を目指す青年に;戦う書評)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫丸

10
再読。呉智英は振幅の大きい書き手である。批判の矛先が無意味に近い例が目立つのだな。津村喬なんか放っておけばよいのに。そのくせ麻原彰晃批判は不徹底な切り捨てだ。あまりに範例主義的に見えるのが失点だねえ。伝統に根差した既成構造を重んじる姿勢を装う必要がどこにあるのかも腑に落ちない。モノ書きとしては硬い立脚点を動かさないことが要請されるのだろうか。根柢的には僕自身の考えに近いのだが。例えば新宿地下道のホームレス排除用「動く歩道」について。ホームレスによる公道占拠権を擁護する方向は間違っている。2021/05/11

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