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出版社内容情報
桐島カンナ。武門に生まれ、武門に育つ。誰よりも強く、誰にも負けない。だから、カンナは今、父を葬った男に勝つためだけに生きていた。それだけが、カンナの人生だった。マリア・タチバナ。彼女のすべて…それは祖国のため、いのちを懸けること。そんなマリアは今、すべてを失い、祖国からも遠く離れ、なお、生きていた。二人の少女はもはや、人生の終着点に発っているだけなのか。だが、二人に訪れたものは……若くして、幼くしてなお、運命にうち克たんとする少女の生を目撃するのは、読者たる、あなたである。
内容説明
桐島カンナ。武門に生まれ、武門に育つ。誰よりも強く、誰にも負けない。だから、カンナは今、父を葬った男に勝つためだけに生きていた。それだけが、カンナの人生だった。マリア・タチバナ。彼女のすべて…それは祖国のため、いのちを懸けること。そんなマリアは今、すべてを失い、祖国からも遠く離れ、なお、生きていた。二人の少女はもはや、人生の終着点に立っているだけなのか。だが、二人に訪れたものは…若くして、幼くしてなお、運命に打ち克たんとする少女の生を目撃するのは、読者たる、あなたである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bluemint
4
マリアとカンナの話。カンナ編は「青の洞門」を下敷きにしており、空手も好きで不覚にも涙が出た。あやめのスカウト行脚ももう少しだ。2018/07/24
えすてい
2
マリア・カンナの前日譚。
七篠
2
今回はマリアさんとカンナのお話。2013/11/01
パレット
2
そろそろあやめさん列伝であることには気づき始めている。あやめさんも良キャラではあったんだよなぁ……。2012/08/26
なっつぁん
2
サクラ大戦のヒロイン、マリア・タチバナと桐島カンナの過去話。ロシアで兄ともいえる存在を失ったマリアが紐育でどのように生きていたのか、何故帝劇に入ったのかが細かく書かれている。カンナは父の敵討ちをする為に香港に行く話。各々の扉絵には書き下ろし?の絵が描かれている。セミロングのマリアが見たい人は買ってみたほうが良い。私はマリア好きなので偏った意見になってしまうかもしれないが、マリアの過去話だけでも買っただけの価値はあると思う。2011/10/27