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内容説明
兵庫県明石市大久保町に外遊中の王女様がやって来た。信じ難いが、本当だ。訪問の理由が“標準時の町であり、人類のルーツ明石原人がうじゃうじゃいると言えばそこはもう日本の中心地”という侍従の勘違いなのだから仕方あるまい。ところが王女様は、町に到着するなりささっと手際よく誘拐されてしまった。この王女を偶然救い出したのが、生粋の大久保町民・松岡芳裕。意味不明の鼻歌と財布を拝むのが癖という一風変わった青年である。果たして彼は謎の誘拐組織から王女を守ることが出来るのか…?というわけで大久保町シリーズ、これにて完結!!のはずだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ギルヲ
3
三部作堂々完結です。初手から誘拐されるカナコ王女ってどこの国の王女だよという疑問はスルーされたまま、タイトル通りとは言えあまりにむちゃくちゃなオチへ。さらば明石市だとちょっと困るけど大久保町だけさらばならまぁいいや(笑)ラブコメ色の強いドタバタ小説ですが、後味もとても良いし、傑作のような気がする(笑)2019/03/05
シュエパイ
1
明石市大久保町シリーズの3。なんで冒頭から誘拐されてますか王女ーーΣ( ̄□ ̄;)?! なんかもう、大久保町の主人公、誰も彼も呑気で平和だなぁ(苦笑)あぁ、そうして看護婦さん最強伝説最終章!デウスエクスマキーナ! そして、大久保町は日本から消えたのであった・・・(すごいはっそうなのです)2011/08/14
角
0
O2012/02/09
不璽王
0
明石水族館の描写がほぼ猿駅。これにて大久保町三部作完結。2011/05/28
fumono
0
何度もしつこく出てくる車が田んぼに倒れこむ一連の流れが面白い2009/05/15