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出版社内容情報
優れた鑑定眼と大きな財力をバックに、瞬く間に美術界にその名を知らしめた青年実業家・姫城玲……しかし彼の本当の姿は、現代の水準を遥かに越えて生み出された超科学を封印・破壊する狂科学ハンターだ。超科学を駆使する秘密結社『黄金の薔薇』から脱走した女性科学者レベッカに助けを求められた玲だったが、彼女は玲の眼前で凶刃に倒れる。なんとかレベッカの妹アリシアを保護した玲だが、アリシアにはおそるべき秘密が隠されていた……。小畑健渾身のイラストも必見!
内容説明
優れた鑑定眼と大きな財力をバックに、瞬く間に美術界にその名を知らしめた青年実業家・姫城玲…しかし彼の本当の姿は、現代の水準を遙かに超えて生み出されてしまった超科学を封印・破壊する狂科学ハンターだ。超科学を独占・管理する秘密結社『黄金の薔薇』から脱走した女性科学者レベッカに助けを求められた玲だったが、彼女は玲の眼前で凶刃に倒れる。なんとかレベッカの妹アリシアを保護した玲だが、アリシアにはおそるべき秘密が隠されていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
15
現代の水準を遥かに超えて生み出された超化学。それを管理・独占する秘密結社「黄金の薔薇(ゴールデン・ローザ)」は国際総合企業体であるギア・グローバルを隠れ蓑としている。そんな「黄金の薔薇(ゴールデン・ローザ)」に対抗し、超科学を封印・破壊しようとする「狂科学ハンター」である姫城玲の戦いを書いたシリーズです。(ちなみに、ゴールデン・ローザ側は超科学を秘宝科学、玲たちは狂科学と呼んでいます)1巻に登場するのは「ヴィクトルの遺産」。“完璧な人造人間”を巡り、バトルが繰り広げられます(続く 2020/04/08
紫
3
二十年以上ぶりの再読。秘密結社「黄金の薔薇」に立ち向かう主人公は、生体改造されながらも組織から脱出した「狂科学ハンター」姫城玲。仮面ライダー! まんま、仮面ライダーとショッカーの関係だ! お馴染みの異能力バトル物ですが、忍法や魔術、超能力などに代わって、オカルト科学を持ち出してきた着眼点がまことに秀逸なのであります。まことしやかに展開される解説をまじえたバトルは、ビジュアル的に「何が起こっているのか」は想像できるのですが、「何でそんな現象が起こるのか」という理屈の方はさっぱり分かりません(笑)。星5つ。2020/10/21
秋津
1
再読。やっぱり、今時の萌えキャラの出てこないラノベは楽しいなあと痛感。駆け足の物語の展開もあって、サクサクと読めました。2012/01/17
秋津
1
科学・世界史・軍事など好きな人におススメ。アクションシーンも豊富だし、絵は文句のつけようがないです。シリアスとギャグ、ほのぼののバランスも良かった。
poefan
1
電撃文庫ではどうかと試しに読んでみたらやはり面白い。真っ向勝負のSFアクション。スピルバーグやXメン、アイアンマンも真っ青のハリウッドCG映画ばりの迫力。カバーもイラストも小畑健で双方ともに100点満点。2009/03/22