出版社内容情報
乳がんで乳房を失ってしまった人、失うかも知れない人へ。乳房は再び取り戻せます。再建という選択肢を知るための一冊です。
内容説明
インプラントも自家組織も健康保険が適用に！こんなはずではなかったと後悔しないための基礎知識。再建のエキスパートが最新治療から費用まで解説。
目次
第１章 乳がんと乳房再建の今（乳房再建とは；乳がんかもと言われたら；乳がんの主な治療法と治療の流れ；知っておきたい乳房のこと、乳がんのこと；乳がん治療の今 ほか）
第２章 乳房再建を取り巻くこと（乳房再建とお金、保険、時間；高額療養費と医療費控除のこと；乳房再建認定施設について；フォローアップはいつまでするのか；乳房再建Ｑ＆Ａ）
著者等紹介
岩平佳子［イワヒラヨシコ］
形成外科医。ブレストサージャリークリニック院長。東邦大学医学部卒業後、東邦大学医学部付属大森病院、慶應義塾大学医学部形成外科学教室を経て、東邦大学医学部形成外科学講座講師に。マイアミ大学形成外科、エモリー大学形成外科へ留学し、東邦大学医学部形成外科学講座助教授に。２００３年乳房再建専門クリニックとして、ブレストサージャリークリニックを開設。人工物による乳房再建の第一人者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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G-dark
13
乳がんの発見法、治療法、乳房再建についての本。全摘＋人工物または自家組織で再建した場合の見た目、全摘のみの見た目、温存によって起きる変形を写真で比較出来ます。乳房を温存する方が良いと思われがちですが、残した部分にがん細胞が残っていないとも限りませんし、「温存」と言っても元の状態のままで残せるわけではなく、切除による影響で乳房が変形してしまうケースもあることが分かります。人工物による再建も自家組織による再建も合併症が起きる場合があるので、よく調べてから行う必要がありますが…、見た目が整うことは大事ですよね。2020/11/27
yamatenodolphine
11
これは参考になりました。特に自家再生と言っても所詮は腹の脂肪や背中の筋肉だから全く同じような再建は出来ない、という件と、片方は自家再建もう片方をインプラントにした方が何故前回もインプラントにしてくれなかったのかと医師に尋ねたエピソードが大変参考になり気持ちを後押ししてました。【図書館】2021/04/17
hallelujah
0
乳がん診断されて色々調べてるところ。まだ確定ではないけど、おおよそ全摘と言われてる状況。／こちらの本、平成２７年とかが初版だったので今は少し変わってる部分もあるのかもしれないですが、自家再建と人工再建の違い、イメージ図があってわかりやすかった。自家再建といっても背中・お腹の筋肉だから加齢で自然な胸と同じように下垂するわけではないこと。皮膚壊死のリスクなど参考になった。個人的には人工再建にしたいなと思うけど、エキスパンダーで皮をぱんぱんに伸ばすのも怖いんだよなぁ…2023/10/18
