目次
「平穏な余生」の憂鬱
孫を可愛がるようになったら男はお仕舞い
老人は孫にとってのもう一人の教師
テレビの老人番組の大きな誤解
ペットに勝る老後の友はない
見当違いのシルバー・マーケット認識
日付変更線も老齢変更線も無視するに限る
年のサバを読むということ
病院を「浮気」するのは愚の骨頂
世の中は年寄りの恋愛に殊の他厳しいが…〔ほか〕
著者等紹介
諸井薫[モロイカオル]
本名・本多光夫。1931年生まれ。作家、エッセイスト、文筆家。『週刊女性』『プレジデント』などの編集主幹をつとめ、名編集長ぶりを発揮。『戦後名編集者列伝』(櫻井秀勲著)では「雑誌リニューアル創刊の名人」と評された。2001年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)
3
【13冊目/30冊目標】書籍たるものクリエイティブで前向きであってほしい。この本はその意味では読む気力がなくなるほどネガティブでつまらない本だった。2015/03/17
くらーく
1
著者も書いていて、気持ちが乗っていないのかも。あるいは、いろんな短文をまとめたので、そう思えるのかもな。強がっているけど、愚痴ってみたり。何だろうね、見栄ときどき本音って感じかな。ちょっと悟りが足りないような。親世代の男はこんなもんなのだろう。それで最後の最後は嫁と子供たちにさんざん世話(迷惑)をかけて、逝くのが多いのだわ。2020/07/11
いとのり
0
雑誌編集長の方のコラムです。切れ味のいいトークで「老人じゃねぇぞ!」的なお話が続き、面白かったです。まだ私は老人の域には達していませんが、きっと65歳すぎたら私も「老人じゃねぇぞ!」と思っているんだろうなと感じました。でも著者は執筆後数年でお亡くなりになったようです。。。2018/05/24