内容説明
このごろみんなおかしいの。大きなかぼちゃをかかえてはうきうきそわそわ大さわぎ。ハロウィーンのせいなんだって。ねえ、ハロウィーンってなぁに。ちびっこ魔女のビビといっしょにハロウィーンを楽しんじゃおう。
著者等紹介
デモワノー,クリステル[デモワノー,クリステル][Desmoinaux,Christel]
フランスのパリ近郊に生まれる。小さいころから本を読むのが大好きで、8才から絵を描き始める。大学卒業後、出版社勤務をへて絵本作家となる。やさしさにあふれる美しい色合いの絵は、フランスをはじめとして、世界中のこどもやママに大人気
中島さおり[ナカジマサオリ]
翻訳家・エッセイスト。パリ第三大学比較文学科博士準備課程修了。フランスの週刊新聞社で日本の新聞記事翻訳編集の仕事に携わる。中央大学などでフランス語の非常勤講師を務めたあと、再渡仏。現在はパリ近郊でフランス人の夫と二人のこどもと暮らしながら、通訳、翻訳、執筆をつづける。「パリの女は産んでいる」(ポプラ社)で、第54回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nakanaka
69
魔法使いの女の子・ビビがハロウィンについておばあちゃんから教えてもらうという話。実のところハロウィンが一体なんなのか知らなかったので勉強になりました。日本でいうところのお盆のようなものだったようです。それが時代とともに変化して人間の子供たちのお祭りになったとのこと。どういうわけか日本では仮装行列をしていますが。2017/10/10
♪みどりpiyopiyo♪
42
魔法使いの女の子ビビは、ある日 かぼちゃに夢中な大人たちにびっくり! ■ハロウィーンって、ケルトの大晦日で、あの世とこの世が出会う夜、死者がこの世に戻ってくるお盆でもあるんですよね。宗教的な話から、ジャック・オ・ランタンの由来と作り方、かぼちゃのタルトやリバンベルの作り方、代表的な仮装の仕方などを学び、現代の楽しみ方を知ることが出来ます。訪問を受ける大人の模範的なリアクションも学べるよ♪ ■この本を読んだ子どもたちは仮装したくなるでしょうね。かわいい絵本でした♡(1998年)2016/10/29
chiaki
38
寝る前の読み聞かせ。ハロウィンの由来がこの1冊で良くわかります。死んでも悪魔に嫌われたジャックおじさんのお話は初めて知りました!いまでもランタンを持ってあの世とこの世を彷徨い歩いてるのだとか。「ジャックオーランタン」の"ジャック"もここからなのかな??これを読んで、わが家の姉妹たちも明日は魔女に仮装して、かぼちゃのリバンベルを作って、ばぁばん家にお菓子をねだりに行きたいそうです。笑2020/10/30
くぅ
36
幼稚園でもハロウィン制作をしたり、ハロウィンの歌やランタンの話をしているそう。じゃあ、ハロウィンってなぁに?ってことをもう少し詳しく知るために読んでみました。作り方の部分など長いところは省略しましたがランタンがカボチャじゃなくカブから始まったことや、カボチャをくり抜いて中身はパイにしたり、息子も楽しそうにみてました。もう少し大きくなったらまた読んでもいいかもね。(4歳5ヶ月)2021/10/27
mug
35
一年中で 一番恐ろしい夜。 それがハロウィーン。 今じゃ人間のお祭りだけど、 本当は “あの世とこの世が 出会う夜”。。 怖~い💦💦 かぼちゃのランタンの作り方 かぼちゃのタルトのレシピ 仮装の準備のしかた が載っており、 ラストは「ハッピーハロウィーン😆」 楽しく締められているけれど… 子どもたちには怖いイメージが強く残った様子💦💦 · 季節外れだなぁ😂と思いながら 息子のリクエストにより 読みました🎃2023/02/13