出版社内容情報
うつ病は、だれでもかかりうるありふれた「心の病気」であるが、最初は食欲低下や全身の倦怠感といった身体症状が強くあらわれるために、うつ病とは気づかないケースが多い。そこで本書では、うつ病の症状やうつ病となるきっかけ（引き金）、治療の実際、家族のケアと職場や学校の対応、再発予防など、うつ病に関する基礎知識をわかりやすく解説すると同時に、Ｑ＆Ａ方式で、具体的に患者および患者の周囲の人たちの悩み、不安、疑問に対して専門医が丁寧に答えることで、より患者の立場に立った内容となっている。主な内容は、第１章「うつ病の症状と診断」、第２章「うつ病になるきっかけ・誘因」、第３章「うつ病を治療する医療機関」、第４章「うつ病の治療」、第５章「家族のケアと職場や学校での対応」、第６章「再発をいかに防ぐか」など。
内容説明
うつ病の症状と診断、原因、治療法、家族・職場のケアから再発防止まで、うつ病の最新情報を網羅。
目次
第１章 うつ病の症状と診断
第２章 うつ病になるきっかけ・誘因
第３章 うつ病を治療する医療機関
第４章 うつ病の治療
第５章 家族やまわりの人のケア
第６章 再発をどう防ぐか
著者等紹介
春日武彦［カスガタケヒコ］
１９５１年、京都生まれ。精神科医。日本医科大学卒業。産婦人科医として６年間勤務したのち、障害児を生んだ母親への精神的フォローをひとつのきっかけとして、精神科医に。都立墨東病院神経科部長
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