戦争の科学―古代投石器からハイテク・軍事革命にいたる兵器と戦争の歴史

戦争の科学―古代投石器からハイテク・軍事革命にいたる兵器と戦争の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 477p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072350164
  • NDC分類 559.02
  • Cコード C0098

出版社内容情報

戦争こそが、科学・技術の進歩の生みの親だった――。古代から、人類は戦争をおこなっていた。そして、戦争の起源から、為政者たちは敵より優れた兵器をつくらんとして科学に目を向けた。投石器、古代戦車、大砲、巨大戦艦、ロケット兵器、巡航ミサイル、細菌兵器、そして原爆をはじめとした核兵器――次々と生み出される驚異の破壊兵器。新たな兵器が生み出されることによって、世界の勢力地図は一夜にして変わり、最新の兵器を持っている国が常に世界の覇者となった。科学者は良心の呵責にとらわれながらも殺人兵器の研究に力を注いだ。アルキメデスからレオナルド・ダ・ヴィンチ、オッペンハイマーまで、一流科学者たちは、自らが創造した産物に、恐怖し、刺激を受け、手を貸し、そして、憎悪をもった。だが、結果として、その殺人兵器探求が科学の飛躍的な進歩をもたらし、人類の生活を向上させてきたのだ。そのサイクルは、現在もなお繰り返されている。技術革新が戦争を変え、戦争が技術革新、ひいては人類の発展を生む――人類の4000年にわたる最終兵器探求の軌跡を見事に描き出した傑作軍事ノンフィクション。

内容説明

戦争こそが、科学・技術の進歩の生みの親だった―。古代から、人類は戦争をおこなっていた。そして、戦争の起源から為政者たちは敵より優れた兵器をつくらんとして科学に目を向けた。古代戦車、大砲、巡航ミサイル、細菌兵器―次々と生み出される破壊兵器。アルキメデスからオッペンハイマーまで、一流科学者たちは、自らが創造した産物に、恐怖し、刺激を受け、手を貸し、そして、憎悪をもった。技術革新が戦争を変え、戦争が技術革新、ひいては人類の発展を生む―人類の四千年にわたる最終兵器探求の軌跡を見事に描き出した傑作ノンフィクション。

目次

イントロダクション 機械に閉じこめられた亡霊たち
第1章 いかに勇猛な戦士も、もはや無力だ!
第2章 信仰の花嫁
第3章 龍の顎
第4章 素晴らしき新世界
第5章 王たちの最後の手段
第6章 鎖を解かれたプロメテウス
第7章 魔法使いの弟子
第8章 一千個の太陽
第9章 亡びの時代
エピローグ 微生物と雷光

著者等紹介

ヴォルクマン,アーネスト[ヴォルクマン,アーネスト][Volkman,Ernest]
ジャーナリスト。元『Newsday』の記者で、安全保障問題を担当。『Defense Science』誌や『Military Science』誌、『Technology』誌の編集に携わるかたわら、『Omni』誌にも記事を寄稿

茂木健[モギタケシ]
1959年生まれ。翻訳業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりまん次ゃ郎

1
ナショジオやヒストリーチャンネル等の番組を文字起こしたような本。古代~中近世の記述に細かい誤りや、飛躍しすぎと思われる発想があるので注意が必要。2015/05/04

銀獅子王の憂鬱

1
兵器の進歩を「ここまででいい」と考えた民族、部族は新たな最新兵器の登場に負けるというのがよくわかった。2010/05/08

すずきん

0
分厚い。 題名通り古代から現代までを網羅。科学技術だけが国家の盛衰を決めたとは思えないが、軍事革新が歴史で果たしてきた役目を丁寧に解説。勉強になる2015/04/15

numainu

0
評価A2003/12/06

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