• ポイントキャンペーン

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784072342411
  • NDC分類 K034
  • Cコード C0098

出版社内容情報

1たす1はどうして2なの? こどもがふいに問いかけてくる世の中の難問奇問。大人だってきいてみたい質問に、その分野のノーベル賞受賞たちがわかりやすく答えます。

1たす1はどうして2なの? どうしてプリンは柔らかいのに、石は硬いの? 愛情って、何?――子ども達がなにげなく問いかけてくる質問。あなたには答えられますか? なんとなくわかっているつもりだけれど、いざ答えようとすると説明できない。今まではただ「事実」として受け入れてきたにすぎないことが、実は意外に多いのです。「とにかくそういうものなんだ」という態度から一歩踏みこんで考えてみると、世の中がもっともっと面白く見えるようになります。本書では、好奇心旺盛な子ども達がよく投げかけてくる難問奇問に、その分野のノーベル賞受賞者たちがわかりやすく、けれどとても詳しく答えてくれました。先にあげた質問のほかに、「地球はいつまでまわっているの?」、「どうして男の子と女の子がいるの?」、「忘れちゃうことと忘れないことがあるのはどうして?」など、多岐にわたる質問が合計20個、収録されています。大人が一人で読んでも、子供といっしょに読んでも、子どもだけで読んでも楽しめる本です。子どもでも、大人でも、必ずなんらかの発見と驚きを得られるはずです。この本に書かれている答えよりすばらしい答えは、どこを探しても見つからないのですから。

内容説明

どうして1たす1は2なの?空気ってなに?どう答える?子どもたちの究極の質問。親では答えられない難問・奇問に、ノーベル賞をもらったその道の天才たちが答えます。

目次

どうしてプリンは柔らかいのに、石は硬いの?―回答者 クラウス・フォン・クリッツィング(ノーベル物理学賞受賞者)
政治って何?―回答者 シモン・ペレス(ノーベル平和賞受賞者)
科学者って何をする人なの?―回答者 ジョン・C.ポラニー(ノーベル化学賞受賞者)
どうして貧しい人とお金持ちの人がいるの?―回答者 ダニエル・マクファーデン(ノーベル経済学賞受賞者)
どうしてフライドポテトばっかり食べてちゃいけないの?―回答者 リチャード・J.ロバーツ(ノーベル生理学・医学賞受賞者)
空はどうして青いの?―回答者 マリオ・モリナ(ノーベル化学賞受賞者)
愛情って何?―回答者 ダライ・ラマ一四世(ノーベル平和賞受賞者)
電話ってどうしてつながるの?―回答者 ゲルト・ビーニッヒ(ノーベル物理学賞受賞者)
もうすぐぼくと同じ人ができるようになるってホント?―回答者 エリック・ウィシャウス(ノーベル生理学・医学賞受賞者)
戦争はどうして起こるの?―回答者 エリ・ウィーゼル(ノーベル平和賞受賞者)
どうしてママとパパは働かなくちゃいけないの?―回答者 ラインハルト・ゼルテン(ノーベル経済学賞受賞者)
お芝居を最初に作った人はだれなの?―回答者 ダリオ・フォー(ノーベル文学賞受賞者)
空気って何?―回答者 パウル・クルッツェン(ノーベル化学賞受賞者)
人はどうして病気になるの?―回答者 ジョージ・ヴィソルカス(ライト・ライブリフッド賞受賞者)
葉っぱはどうして緑色なの?―回答者 ローベルト・フーバー(ノーベル化学賞受賞者)
どうしたらノーベル賞をもらえるの?―回答者 ミハイル・ゴルバチョフ(ノーベル平和賞受賞者)
忘れちゃうことと忘れないことがあるのはどうして?―回答者 エルヴィン・ネーアー(ノーベル生理学・医学賞受賞者)
どうして男の子と女の子がいるの?―回答者 クリスティアーネ・ニュスライン=フォルハルト(ノーベル生理学・医学賞受賞者)
地球はいつまで回っているの?―回答者 シェルダン・グラショー(ノーベル物理学賞受賞者)

著者等紹介

シュティーケル,ベッティーナ[シュティーケル,ベッティーナ][Stiekel,Bettina]
1967年ドイツのハンブルク生まれ。ミュンヘン大学でドイツ近代文学、哲学、言語学を学ぶ。大学時代からフリーのジャーナリストとして南ドイツ新聞などに寄稿。2000年に生地ハンブルクにもどり、その後シュピーゲル誌などに寄稿

畔上司[アゼガミツカサ]
1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。日本航空勤務を経てドイツ文学・英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハルバル

8
当たり前のことって人は忘れていく。というよりも考えなくなっていく。その方が楽だから。でも生まれたばかりの子供にとって世界は謎だらけだ。だから子供はなんでも「なんで?なんで?」の礫を大人に浴びせるのだが、子供を子供扱いしないで真摯にそして何よりも分かりやすく答えていくノーベル賞受賞者達の態度に感動。ダライ・ラマの答える「愛ってなに?」は泣ける。本当、愛ってなんなのかねぇ…(遠い目で)。欲を言えば「なんで空が青いの?」とか優等生的質問だけじゃなくて、もっとぶっ飛んだ質問があればなお面白かったかな。2018/11/02

赤い熊熊

5
ノーベル賞受賞者が子供の疑問に本格的に答えています。天文について解説するグラショウ博士は素粒子物理学者。必ずしもバッチリ専門とは言い難いところを説明していることもあり、ほとんどの人がああだこうだとかなり本気で解説しています。なぜかホメオパシーのオッサンが著者に入ってるところが、あまりにも残念なところ。石切の占い師のオバサンがノーベル賞受賞者の群れに入ってるようなものですわ。2014/06/09

横丁の隠居

3
残念ながらノーベル賞受賞者たちは、説明があまり上手くないようだ。優れた科学者だからといって優れた教育者ではないということを証明しているような本だ。しかもホメオパシーの先生(ノーベル賞受賞者ではない)が出てきたりして怪しげでもある。ただ、エリ・ウィーゼルの言葉は印象に残る。若い人たちの夢の中に「戦場での勝利」が入っていないことを望むというのである。「本当の名誉は戦場では得ることはできません」「退役軍人の日」に「国を守って戦った兵士の名誉」に酔っている多くの人々に小一時間説教したいところである。2019/04/15

takao

2
ふむ2023/03/30

ゲシャン

2
子供の疑問にノーベル賞などを受賞した著名人がまじめに回答する本。 子供の疑問に答えているだけであって、子供向けに書かれたわけではないんだなという印象。 というか大人である自分が読んでても難しいと感じる物があるなあ。 でも、読んでて「なるほど」という内容も多かったです。 さすが受賞者たちだなあ。2016/06/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/442971
  • ご注意事項