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なぜ数学が「得意な人」と「苦手な人」がいるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784072283356
  • NDC分類 410
  • Cコード C0097

出版社内容情報

数学ができる、できないは生まれつきの能力か、それとも学校教育のしわざなのか?いま、その秘密を解き明かす。日本語版だけに作られた「数学脳テスト」つき

数学ができる、できないは生まれつきの能力か、それとも学校教育のしわざなのか? 歴史的考察、数を扱うのが苦手な人たちからの研究、学校教育の欠陥なにより、ロンドン大学認知神経心理学教授ブライアン・バターワース氏が、いま、その秘密を解き明かす。日本語版だけに作られた数学的発想を判定する「数学脳テスト」つき

内容説明

数を扱う能力は誰もが持っている。「数学脳」を鍛えれば数学は楽しい。「数」と「脳」をめぐる知の冒険旅行にようこそ。

目次

第1章 数で考える
第2章 数えるということ
第3章 生まれついての能力
第4章 脳のなかの数
第5章 手、空間、そして脳
第6章 大きいと小さい
第7章 数の得意と苦手
第8章 家庭の数学、学校の数学
第9章 難しい数とやさしい数
第10章 数学恐怖症を克服するには

著者等紹介

バターワース,ブライアン[バターワース,ブライアン][Butterworth,Brian]
ロンドン大学認知神経心理学教授。学術誌“Mathematical Cognition”創刊に関わり、現在も編集にたずさわる。ケンブリッジ大学でも教鞭をとるかたわら、メルボルン大学、パドヴァ大学、トリエステ大学、マサチューセッツ工科大学、およびオランダのナイメーヘンにあるマックス・プランク研究所にも招かれている。世界各国の研究者と共同で、神経心理学および数学能力の遺伝についての研究を行っている。1998年からは、NTTの厚木研究センタ内にあるNTT物性科学基礎研究所と、ロンドン大学認知神経科学研究所の共同研究を立ちあげ、これまでに視覚や日本語の読字について研究、今後は手や腕の運動、数に関しても研究を広げる予定

藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。