話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

ピーズ，アラン〈Ｐｅａｓｅ，Ａｌｌａｎ〉/ピーズ，バーバラ【著】〈Ｐｅａｓｅ，Ｂａｒｂａｒａ〉/藤井 留美【訳】

主婦の友社（2000/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 284p／高さ 20cm
• 商品コード 9784072265147
• NDC分類 143.1
• Cコード C0098

出版社内容情報

「男と女を理解する鍵は脳の作りにある」という新説に基づき、夫や彼、妻や彼女に関する様々な疑問を一気に解決。

ベストセラー快走中！2000年いちばんの話題書！男と女はなぜ理解し合えないか？」という人類最大のテーマについて取り組んだ痛快な1冊。世界をまたにかけた膨大な調査をもとに、筆者は「男女の違いとは、脳の構造の違いに起因している」と主張。豊富な実例を、最新科学のメスでスルドく分析。ユーモアもたっぷりで「パートナーに当てはまる！」「ワタシはこの本と違う！（と思う）」など、大反響です。巻中の「男脳・女脳テスト」も超話題！以下は本書の内容から…。・ 男と話すときの大原則「一度にひとつのことしか考えさせてはいけない」　・たくさん話しかけてくる女は、あなたに好意を抱いている――話しかけてもらえなくなったら、嫌われたと思ったほうがいい　・男の子はまじまじと目をのぞきこまれるのが嫌い、でもママはそれをしたがる　・男が暖炉の火をぼんやり眺めていると、女は愛されていないと思い込む　・午後７時の段階で５点しかもらえなかった男は、真夜中になっても5点のまま　・女性に朗報――大事なのは体重より曲線だ　・男女を同じものとみなす考え方には、危険がいっぱい　・男女平等は政治や道徳の話、男女の本質的な違いは科学の次元である。

内容説明

誰もが読んで納得した「男と女」の不思議。脳の違いを知れば、男と女はもっとわかり合える。

目次

同じ種なのにここまでちがう？―偉大なる進化の過程
そうだったのか！
すべては頭のなかに―これは事実？それともフィクション？
話すこと、聞くこと
空間能力―地図と縦列駐車
思考、態度、感情―災害の発生しやすいところ
不思議な化学変化
男は男、でも…
男と女とセックスと
結婚、愛、ロマンス〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山口透析鉄]

一応、図書館で本を借りて読みましたが、見事なまでに典型的な俗論で、だからこそ売れたんでしょう。 男女で二分するより、個人差を考慮する方がずっと重要で、やはりベストセラー、しょうもない本って出ます。 脳内革命とかもあっという間に消えたんで、同程度だと思いましたよ。 ジェンダーの問題を少しでもかじっていたら、こういう屑本には引っかからないのでは⁇と方向音痴力の高い私は思います。地図をちゃんと読めたら方向音痴にならなさそうですが、この辺はどうなのでしょうか。 もっと真っ当な脳科学本でも読むべきです。

[蓮華]

男女の違いを丁寧に調べあげ、分かり安く解説してあるとても興味深い本。 男性脳、女性脳のテストで男性脳が強かった結果になんだか納得。 妊娠時のホルモンで男性脳、女性脳になるか決まるのなら、性別に悩む人の気持ちが少し楽になるのではなかろうか。

2018/11/17

[ミヤト]

男女には違いがあることをもう一度肝に銘じておかねば。女性が平均で男性の2倍近くも話しているのか。

2021/05/10

[さち]

読んだことのないジャンルの本で面白かった。今まで疑問に思っていた謎が解けた。この本を読んだら、男女の争いはなくなるのではないかと思う。男と女は、偶然同じ星にいる異星人。

2016/09/17

[らぴす]

男と女は科学的に違うという一冊。しょっぱな便座を下ろさない、便座を下ろす、という男女間の愚痴に笑った。女は基本的に右脳左脳両方を使う。だから左右をたまに間違う。男は片方ずつしか使えないからマルチタスクが苦手。女はしゃべることで考えを整理するが、男は黙って整理する。その辺りは、胎児時代にあびたホルモンによって変わる。言われてみると納得すること多数。男脳女脳テストもあって、私は男脳よりの女脳。だからしゃべって考えるけど、おしゃべりの中考えられなかったりするのね（笑） 全世界の男女は読むべき一冊だと思う。

2014/04/08