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出版社内容情報
小学生ぶりに訪れた図書館でアルバイトすることになったヤンキー・石平くん。最新号の新聞を手に入れる熾烈なバトルが勃発したり、閉館ギリギリにやってくる利用者の応対でバタバタしたり、今日も図書館は大変だ!
生徒が親しめ教師が授業に活かせる、そんな理想の図書館にするため、できることは? 話題の「かいけつゾロリ」編を収録した第9巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
47
新聞争奪戦、閉館前のお客さん、児童書の選書基準…うんうん、あるある、そのとおり!と頭をブンブン振ってしまう読書だった。おもしろかった。今回は読メのプレゼントのコインを使って、電子書籍にて読了。感謝!2024/03/09
kayo
39
図書館員も人間なので迷惑な利用者は迷惑って正直言いたい(小声)。新聞&雑誌ジジィに大笑い。いえ、単純に閲覧するだけなら別に迷惑ではありません、大事な利用者さん。ブックポスト、先日勤務先のポストに大型絵本(=ビッグブック。デカい重い)が入っていた時は職員みんな青ざめました。そもそもどうやって投函したの(汗💦)?所蔵じゃない本の誤投函もあるあるで、寄贈のつもり?あるいは処分(廃棄)任せ?なのか迷うものもあり。児童の読書の基盤となる児童書の選書や整理は重要で、難しいしやりがいある事案。2023/12/25
aisu
36
学校の図書館も大変。結局、教師を働かせすぎ、人件費節約しすぎ、学校図書館に理解なさすぎ…というのが一番印象に残った。2023/11/16
みつばちい
35
学校司書や児童書選書基準など身につまされる話題が多い9巻。共感しすぎて泣けてしまう、、そしてゾロリに関する学校司書の捉え方問題も永年ひしひしと感じているので、最後の白井さんの「内容は覚えてないけど自分とタイプの違う子とゾロリの話で盛り上がったこと」だけは覚えてて価値のあることだったという言葉に私も共感。本が楽しい,自分は本が好きだと思わせてくれる本なのだから,価値あるすごい本だと私は思ってます。装備大変で図書館泣かせなのは確かだけど笑 35周年の時の元ゾロリファンの大人たちの言葉の広告,私は泣きました。2023/11/08
Y2K☮
28
新聞や雑誌の最新号は1紙(冊)ずつ読む。そりゃそうだ。読み終えたら元に戻し、それから次のを取ればいい。こんな当たり前のことすらルール化しないといけないのが図書館の実情なのか。児童書の「定番」と「新刊」は書店でも重要なテーマ。前者の方が売り上げを見込めるのは事実だけど、後者を応援したい気持ちもある。角野さんの理想論とそれを諭す朝野さんのバランス論も興味深い。理想を持ち、なおかつ独り善がりにならず現実や周囲の意見と折り合いを付けてこそ大人の仕事。わかっちゃいるけど簡単ではない。そして小池さんは確かに最強です。2023/11/06