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出版社内容情報
旦部 幸博[タンベ ユキヒロ]
著・文・その他
北川 善紀[キタガワ ヨシノリ]
著・文・その他
内容説明
病原体たちが進化の過程で身に付けた、人類を操る感染戦略と生存戦略のしくみ。宿主に感染して、自らの子孫を効率よく増やして広める手段を持つ、さまざまな病原体のさまざまな戦略を紹介。また、新型コロナの流行で耳にするようになったこと、抗原、抗体、受容体とはなにか、変異はどう起こるか、空気感染、飛沫感染、エアロゾルの違い、自然免疫、獲得免疫など、感染症の知識も深まる一冊。
目次
第1章 病原体の正体(病原体ってなんだろう?;病原体の基礎知識 ほか)
第2章 歴史を変えた病原体たち(ペスト菌―中世ヨーロッパの悪夢;インフルエンザウイルス―人類に最後まで残る感染症 ほか)
第3章 身近な病原体たちの戦略(大腸菌―知名度ナンバーワン細菌の知られざる実態;麻疹ウイルス―免疫を記憶喪失にするウイルス ほか)
第4章 日本を襲う?要注意の病原体(コロナウイルス―世界が一変した21世紀のパンデミック;エボラウイルスと出血熱ウイルス―最も危険なウイルス ほか)
著者等紹介
旦部幸博[タンベユキヒロ]
滋賀医科大学医学部医学科病理学講座(微生物感染症学部門)准教授。1969年、長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。博士(医学)。2020年より現職。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。著書に『コーヒーの科学』(講談社ブルーバックス)などコーヒー関連も多数
北川善紀[キタガワヨシノリ]
滋賀医科大学医学部医学科病理学講座(微生物感染症学部門)講師(学内)。1976年、埼玉県生まれ。東京理科大学大学院基礎工学研究科(生物工学専攻)、大阪大学大学院医学系研究科(分子病態医学専攻)修了。博士(医学)。在学中は大阪大学微生物病研究所エマージング感染症研究センター(松浦善治教授)に所属。その後、国立感染症研究所感染病理部流動研究員を経て2006年より現職。専門は、ウイルス学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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miso soup