ブルーバックス<br> 最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界―歴史をも動かすミクロの攻防

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ブルーバックス
最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界―歴史をも動かすミクロの攻防

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065290781
  • NDC分類 491.7
  • Cコード C0247

出版社内容情報



旦部 幸博[タンベ ユキヒロ]
著・文・その他

北川 善紀[キタガワ ヨシノリ]
著・文・その他

内容説明

病原体たちが進化の過程で身に付けた、人類を操る感染戦略と生存戦略のしくみ。宿主に感染して、自らの子孫を効率よく増やして広める手段を持つ、さまざまな病原体のさまざまな戦略を紹介。また、新型コロナの流行で耳にするようになったこと、抗原、抗体、受容体とはなにか、変異はどう起こるか、空気感染、飛沫感染、エアロゾルの違い、自然免疫、獲得免疫など、感染症の知識も深まる一冊。

目次

第1章 病原体の正体(病原体ってなんだろう?;病原体の基礎知識 ほか)
第2章 歴史を変えた病原体たち(ペスト菌―中世ヨーロッパの悪夢;インフルエンザウイルス―人類に最後まで残る感染症 ほか)
第3章 身近な病原体たちの戦略(大腸菌―知名度ナンバーワン細菌の知られざる実態;麻疹ウイルス―免疫を記憶喪失にするウイルス ほか)
第4章 日本を襲う?要注意の病原体(コロナウイルス―世界が一変した21世紀のパンデミック;エボラウイルスと出血熱ウイルス―最も危険なウイルス ほか)

著者等紹介

旦部幸博[タンベユキヒロ]
滋賀医科大学医学部医学科病理学講座(微生物感染症学部門)准教授。1969年、長崎県生まれ。京都大学大学院薬学研究科修了後、博士課程在籍中に滋賀医科大学助手へ。博士(医学)。2020年より現職。専門は、がんに関する遺伝子学、微生物学。著書に『コーヒーの科学』(講談社ブルーバックス)などコーヒー関連も多数

北川善紀[キタガワヨシノリ]
滋賀医科大学医学部医学科病理学講座(微生物感染症学部門)講師(学内)。1976年、埼玉県生まれ。東京理科大学大学院基礎工学研究科(生物工学専攻)、大阪大学大学院医学系研究科(分子病態医学専攻)修了。博士(医学)。在学中は大阪大学微生物病研究所エマージング感染症研究センター(松浦善治教授)に所属。その後、国立感染症研究所感染病理部流動研究員を経て2006年より現職。専門は、ウイルス学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アキ

107
人類史上ヒトの全死因を累計すると第一位は感染症だと言われている。世界三大感染症である結核、AIDS、マラリアは毎年数百万人の死者を出している。2022年6月時点で新型コロナ感染者は5.4億人、死者は633万人に及ぶ。本書はヒト病原体約1500種類の内、歴史を変えたもの、今後流行の兆候のある病原体の発症様式、機序、治療について最新の知識を紹介している。インフルエンザ脳症もウィルスが脳に伝播するのではなく、サイトカインストームが原因であることを知った。感染症を予防するには、宿主抵抗力を上げることが大事ですね。2022/09/26

やいっち

61
著者は二人とも滋賀医科大学医学部病理学講座の方々。細菌やウイルス関連…広くは免疫や医学関係の本は、自分の読書のテーマの一つ。年に数冊は欠かさず読んできた。  2022/10/20

テイネハイランド

10
図書館本。ブルーバックスの名著「コーヒーの科学」の著者である旦部さんの本業(医学)関連の著書ということで今回読みはじめたのですが、一言でいうと医学の素養がない素人には読みこなすのは難しい本でした。例えば第3章で取り上げられている病原性の大腸菌の箇所をみても、その体内での働きはとても複雑でこの本の説明をしっかりと理解するためには、もっと詳しく書いてある別の本(医学関連の教科書)を読む必要があるように思いました。2022/12/01

中島直人

6
(図書館)学術的にではなく、関心の高い病原性の高さから選択されているので、知りたい内容、興味のある内容を効率的に知ることが出来て嬉しい。2023/06/24

miso soup

5
面白かった。病原体がいかに巧妙に進化して人類の前に立ち塞がるのか、所々かなり専門的で理解しきれなかったが、概念的には理解できたと思う。正直な所、中には恐怖の念を抱かざるを得ないような病原体も多かった。「単純なスピード勝負だと、病原体の進化に人類の進化は叶わない」というのは、我々が心しておかねばならない、病原体と闘うための原則であると感じる。2023/02/08

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