出版社内容情報
健診で分からない「隠れ心臓病」に要注意。日本では7分に1人が心臓突然死で亡くなっているという現実がある。
元気でバリバリ働いていたアラフィフの医療ライターがある朝突然、山手線で心肺停止に。打ち合わせに向かう車内で倒れ、浜松町駅で駅員によるAED、心臓マッサージを受け、搬送された病院で人工心臓につながれた。
奇跡的に一命を取りとめたが、高次脳機能障害により注意力、記憶力、感情のコントロールに問題が生じ、リハビリ病院へ。生死を分けたのは何だったのか。そのとき、仕事は? 家族は? そして飼い猫は?
Twitterで何度もバズった「ウェブマガジンミモレ」のルポをベースに、予兆リストや胸の痛みの種類、生死を分ける心臓マッサージなど、著者が読者の皆さんに伝えたいことを新たに執筆、再構成した。実用書でありながら、『女はいつまでおんなですか? 莉子の結論』『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました』で知られる上野りゅうじんがマンガを担当。
自分と大切な人の突然死を避けるために読んでおきたい一冊になっている。
■医療監修
東京都済生会中央病院 循環器内科 医長 鈴木健之
東京都リハビリテーション病院 作業療法科 主査 大場秀樹
内容説明
健診で分からない「隠れ心臓病」に要注意!狭心症、心筋梗塞、不整脈―日本では7分に1人が心臓突然死で亡くなっている!Twitterで大反響だった「蘇りルポ」がマンガ付きの実用書に!
目次
第1章 医療ライターなのに見逃した「胸の痛み」(「単なるストレス」と放置した胸の痛みは、心肺停止の予兆でした;どんな痛みなら、心疾患を疑うべきなの? ほか)
第2章 人工心肺からの蘇りと脳のダメージ(もしも外出先で倒れたら!?家族にはどう連絡がつくの?;仕事関係者には、私の緊急事態はどう伝わったの? ほか)
第3章 高次脳機能障害と診断され、リハビリ病院へ(リハビリ病院はどう選ぶの?;そもそもリハビリって何? ほか)
第4章 社会復帰に向けて、自宅リハビリがスタート(猫飼いの友人たちとつながる「猫互助会」が助けに;突然に備えて、ペットの預け先をみつけておこう ほか)
第5章 再びの救急搬送、備えておいて良かったこと(再発への対応。できたこと、できなかったこと;胸が痛む原因はいろいろ ほか)
著者等紹介
熊本美加[クマモトミカ]
医療ライター、性の健康カウンセラー。大学卒業後、広告制作会社などを経てフリーライターに。更年期ウイメンズ&メンズヘルス、性感染症予防・啓発、性の健康についての記事をメインに執筆。2019年に山手線の車内で心肺停止となり救急搬送され蘇る体験以後、救命救急、高次脳機能障害、リハビリについても情報発信中。父は札幌医科大学名誉教授で「男性医学の父」と言われた泌尿器科医の熊本悦明医師
上野りゅうじん[ウエノリュウジン]
2017年「うちのへそ曲がり!!」でデビュー。ママスタセレクトで漫画・記事挿絵などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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