脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか―脳AI融合の最前線

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脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか―脳AI融合の最前線

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065265154
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0047

出版社内容情報

【松尾豊氏、絶賛!】
「脳とAIが融合する未来。怖いと感じるでしょうか、わくわくするでしょうか。
脳に知識をダウンロードできたら? 互いの脳をインターネットでつなぐことができたら?
――そんな未来が可能になりつつあることを、本書は垣間見せてくれます。
グローバルな科学技術の進展と、それが産業化するときのスピード。
それに対し、自分たちがどう考え、どう備えないといけないのか。そんなことをこの本は問いかけてくれます。
著者の人間と技術への愛と好奇心、そして洞察に満ちた、読後になぜか心が温かくなるような良書です。
科学技術、そして我々の社会の未来を考える人、必読です。」松尾豊(人工知能研究者、東京大学大学院教授)


脳と人工知能をつないで「脳を改造」したら、何が起こるのか?

・会話せずに相手に思っていることを伝えられる
・念じるだけでインターネット検索ができる
・睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる
・食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる
・脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる
・紫外線や赤外線が「見える」ようになる
・アインシュタインなど過去の偉人の"脳"を借りられる
・コンピュータ上に自分の脳を再現できる

これは、SFの世界の話ではありません。
科学者たちが真剣に見据えている近未来なのです。


脳と人工知能の融合研究によって、
これまでは想像もできなかったような成果が次々と生まれ始めています。
計り知れない可能性を秘めた「脳」を持つ私たちは、
「身体」という物理的な制限から解放されるかもしれません。
二つの研究分野の最先端で、今何が起こっているのか。そして未来には何が起こるのか。
気鋭の脳研究者たちが「人類の限界」に挑む!


■目次
イントロダクション ――2XXX年の未来予測
第1章 脳とAI融合の「過去」
第2章 脳とAI融合の「現在」
第3章 脳とAI融合の「未来」

内容説明

頭に思い浮かべたことを、AIがあっという間に文章にしてくれる。睡眠を司る脳領域を刺激して、一瞬で深い眠りについたり目覚めたりできる。食欲を司る脳領域を刺激して、苦労せずにダイエットできる。脳の健康状態をAIがチェックして、うつになる前にメンテナンスしてくれる。集中力が途切れたら、AIがすかさず察知して脳の“やる気スイッチ”を刺激してくれる。アインシュタインなど過去の偉人の“脳”を借りられる。コンピュータ上に自分の脳を再現できる…SFではありません。これは、科学者たちが真剣に見据える近未来なのです。

目次

イントロダクション―2×××年の未来予測
第1章 脳とAI融合の「過去」(離れた大陸間で、ネズミが意思疎通をする?;地磁気を「感じて」迷路を解くネズミ;「念じる」だけでロボットをあやつる ほか)
第2章 脳とAI融合の「現在」(脳と人工知能の研究が融合した最新成果;脳とAI融合の現在から「未来」へ)
第3章 脳とAI融合の「未来」(池谷脳AI融合プロジェクト;脳研究における次世代の「三つの目標」;人工知能は人間を超えるのか ほか)

著者等紹介

紺野大地[コンノダイチ]
1991年、山形県川西町生まれ。2015年、東京大学医学部卒業。2018年、東京大学大学院医学系研究科博士課程入学。東京大学医学部附属病院老年病科医師。現在、「ERATO池谷脳AIプロジェクト」のメンバーとして研究に携わっている。脳・老化・人工知能の研究を通じて、「脳の限界はどこにあるのか」、「新たなテクノロジーによりその限界をどこまで拡張できるのか」を探究している。Twitterやメールマガジン「BrainTech Review」で脳についての最新研究を分かりやすく紹介し、神経科学のファンを増やすことがライフワークの1つ

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年、静岡県藤枝市生まれ。薬学博士。現在、東京大学薬学部教授。脳研究者。海馬の研究を通じ、脳の健康や老化について探求をつづける。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、日本薬学会奨励賞、文部科学大臣表彰(若手科学者賞)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、塚原仲晃記念賞などを受賞。現在、「ERATO池谷脳AI融合プロジェクト」の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

270
読書時間を捻出出来ないと悩む皆さんに朗報。なのか。本を直接脳にアップロードする日も遠く無い。かも。SFと現実の境が曖昧になるどころか、積極的に侵食しておる。面白愉しい話題に事欠かない。全部の話題は無理なので一部だけ。脳に適切なフィードバックを返せれば、脳はそれを自己の物に出来ると知られています。脳とインターネット、AIとを繋いで脳の性能向上をする未来はあるのかもよ。限界突破楽しみ。でも思考がダダ漏れするのは困るのう。生体認証+ワンタイムパスワードみたいな物で暗号化されたい。信用出来る接続先かも気になるね。2024/04/07

アキ

102
池谷裕二の脳AI融合プロジェクトの研究のことは知っていたので、その成果を知ることができるとワクワクして読んだが、第3章でサラリと触れているだけだったので内容は期待外れでした。ただ、世界的に脳とAIの融合による研究が進んでいて、イーロン・マスクのNeurallinkや、非侵襲性のKernelのような脳情報の読み取りと、電気・磁気・超音波・光による脳情報への書き込みが模索されていることが理解できました。BMIにより念じるだけで道具を動かせるようになる時代は来そうで来ないのが実感。2022/01/16

夜長月🌙

53
人間の脳v.s.AIではなく、脳とAIの融合が目指されています。AIの力を借りて脳の能力を拡張します。研究段階を経て事業化に踏み込んでいる分野もあります。その社長の一人がXのイーロン・マスクです。ニューロリンクという会社では念じることで(脳波で)ロボットを動かし、肢体の動かない方を助けようとしています。これらの融合はAIだけでも脳科学だけでもたどり着けない新地を切り開こうとしています。2024/03/05

inami

44
◉読書 ★3.5 自分の興味の対象の一つが「脳とAI」に関することだが、本書の長〜いタイトルは何ともワクワクさせてくれるではないか。実に数多くの研究が成果を挙げているようだ。「体を動かすことなく念じるだけでロボットを操作」「ヒトが考えていることをAIが翻訳」「視覚皮質の電気刺激で文字認識に成功」等々、まるでSFの世界だ。起業家のイーロン・マスクは「将来的には誰もが脳に電極(チップ?)を埋め込む時代がきっと来るだろう」と主張している。「AIに意識は宿るのか?」さてさて、この先が楽しみでちょっぴり不安・・2022/09/21

40
ワクワクと恐ろしさが代わる代わる顔を出す未来だ。脳をいじることで今まで想像だにしなかった能力が確かに獲得できそうである。快適な生活に努力は不要。なんだか虚しい気もする。実際努力と結果の相関ってどのくらいがベストなんだろうか。100%だと苦しいし、報われない努力もしたくないし。案外今くらいの社会状況が幸せなのかもと思ったりした。「これからの時代の私たちに求められるのは、生涯をかけて自分なりのストーリーやコンテクストを積み上げていくことなのかもしれません。」(p247-248)2023/03/01

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