ブルーバックス<br> マルチメッセンジャー天文学が捉えた新しい宇宙の姿―宇宙の物質の起源に迫る

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ブルーバックス
マルチメッセンジャー天文学が捉えた新しい宇宙の姿―宇宙の物質の起源に迫る

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065261347
  • NDC分類 440
  • Cコード C0244

出版社内容情報

人類がこれまでに得たさまざまな宇宙の観測手段――可視光の望遠鏡に始まり、赤外線、、X線、電波……さらに近年ではニュートリノを用いた素粒子天文学や重力波天文学など。それらを組み合わせ、これまで解明されていなかった「宇宙の謎」を解き明かしているものが「マルチメッセンジャー天文学」です。
鉄より重い元素はどのように作られるのか? ブラックホールの合体、中性星の謎、そして、宇宙の始まりに何が起こったのか?
いま人類は、これら宇宙への根源的な問いに迫ろうとしています!

超新星爆発などの突発天体、さらにマルチメッセンジャー天文学の新鋭研究者として知られる著者が、実際の観測データを紹介しながら、その基礎から天文学の最新研究までを徹底的に解説します。
この1冊で、観測に立脚する天文学研究の最前線を知ることができます!

内容説明

電磁波、重力波、そしてニュートリノ。これらのシグナルを組み合わせて宇宙を観る「マルチメッセンジャー天文学」。星の爆発現象のメカニズム、中性子星の合体と元素の起源、高エネルギー宇宙線はどこで作られたのか―。宇宙物理学の最新研究を徹底解説します。

目次

1部 様々な「目」で見る宇宙(宇宙を「見る」;宇宙のスケール ほか)
2部 宇宙の爆発現象(超新星爆発;ガンマ線バースト ほか)
3部 宇宙を探る新しい手段(ニュートリノ天文学;重力波天文学)
4部 マルチメッセンジャー天文学(超新星爆発のマルチメッセンジャー観測;中性子星合体のマルチメッセンジャー観測 ほか)

著者等紹介

田中雅臣[タナカマサオミ]
1983年、愛知県生まれ。東北大学大学院理学研究科天文学専攻准教授。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任研究員、国立天文台助教などを経て現職。専門は宇宙物理学。宇宙の様々な突発天体の観測や理論研究を通して、高エネルギー爆発現象の物理メカニズムや、宇宙の元素の起源などを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Malos

18
電磁波、重力波、ニュートリノなどのシグナルから読み解くマルチメッセンジャー天文学。そこに至る経緯と現在の最先端の研究を解説。2022/07/06

美東

18
「マルチメッセンジャー天文学」聞きなれないことばだが、 ”天体現象によって発生する電磁波、宇宙線やニュートリノなどの粒子および重力波、を情報を運ぶ運び手(メッセンジャー)と見立てて、複数のメッセンジャーを用いて天体現象を総合的に解明する天文学のこと。” https://astro-dic.jp/multi-messenger-astronomy/ (天文学辞典 日本天文学会)ということです。2022/04/25

kenitirokikuti

8
ざっと頁をめくる。これまでの光(電磁波)による天文観測に加え、2010年代後半にはニュートリノや重力波で観測できるようになった。2022/08/21

ちぃ

6
rプロセスの初観測に成功をしたのが驚きである。2022/03/06

ノースフライト

4
見えないものを見ようとして、可視光以外の電磁波、ニュートリノ、重力波など宇宙から届く様々なシグナルの観測を行った結果、わかったこと、今後、解明が期待されることが書かれた著作。なかでも中性子星合体時には巨大な重力を持つ中性子星連星がお互いの周りを1秒間に100回も回るような現象が起きていたことに驚いた。超新星爆発が銀河系内で起こるのは50年~100年に一度らしいので、運がよければ超新星爆発は生きてる間に体験でき、マルチメッセンジャー天文学により解析された情報を知ることが出来るかもしれない、と期待が高まった。2021/12/26

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