出版社内容情報
本郷 和人[ホンゴウ カズト]
著・文・その他
内容説明
このままでは日本の歴史学は崩壊する!?歴史を愛する人気学者の半生記にして反省の記―。
目次
第1章 「無用者」にあこがれて―立身出世は早々にあきらめ、好きなことをして生きようと思った 幼少~中高時代(「死」が怖かった;野口英世のような医者になろう ほか)
第2章 「大好きな歴史」との訣別―歴史学は物語ではなく科学‐だから一度すべてを捨てる必要があった 大学時代(入学直後にひきこもり;「こんなのオレが好きな歴史じゃない!」 ほか)
第3章 ホラ吹きと実証主義―徹底的に実証主義的な歴史学を学んだ、そしてホラの吹き方も― 大学院時代・そして史料編纂所へ(大学院の学費;未来の妻に説教される ほか)
第4章 歴史学者になるということ―歴史学には課題が多い。だからこそ大きな可能性があるのだ― 史料編纂所時代・そして新たな道へ(結婚という名の…;私は認められたかった ほか)
おわりに ヒストリカル・コミュニケーターに、オレはなる!(「日本史のIT化」は学問か;若い教員の憤り ほか)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事。専攻は日本中世政治史、古文書学。同史料編纂所で『大日本史料』第五編の編纂を担当するほか、『吾妻鏡』の現代語訳(共訳)にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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