講談社+α新書<br> 認知症の私から見える社会

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講談社+α新書
認知症の私から見える社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 168p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065250426
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0247

出版社内容情報

39歳でアルツハイマー型認知症と診断されて7年、全国を飛び回り、300人を超える認知症当事者と対話し続けている著者だから書けた当事者の「本音」。
認知症になっても「なにもわからなくなったり」「なにもできなくなったり」するわけではない。
周囲の「やさしさ」が当事者を追い詰め、やがてすべてをあきらめさせられていく。
症状をさらに悪化させる「ストレス」という最大のリスク。
いまだに専門家の間でも根強い「偏見」を脱し、診断されてもよりよく生きていくために必要なこととはなにか。
「なにができて」「なにができなくて」がわかれば、できないことを補うために「どう工夫すれば」いいかが考えられる。
認知症当事者700万人時代を迎え、すべての人のすぐ隣にある世界を知るためのガイド。



内容説明

認知症と診断されて8年、全国の仲間の話を聞いて書いた、認知症当事者のリアルな声。

目次

第1章 認知症の人たちの言葉から
第2章 認知症の人の目の前にある「現実」
第3章 「やさしさ」という勘違い
第4章 「あきらめ」という問題
第5章 工夫することは生きること
第6章 認知症と共に生きる

著者等紹介

丹野智文[タンノトモフミ]
1974年宮城県生まれ。東北学院大学卒業後、ネッツトヨタ仙台入社。トップセールスマンとして活躍中の2013年、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断後は営業職から事務職に異動し勤務を続け、現在は認知症への社会的理解を広める活動が仕事になっている。’15年より、認知症当事者のためのもの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」を開設、実行委員会代表。精力的に自らの経験を語る活動に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

30
40歳で若年性認知症と診断された著者:丹野さん 認知症の方を患者と決して呼ばず、当事者 とするところに気概と優しさを感じます🌸"当事者"の想いや考えを否定するのではなく、認知症になっても笑って過ごせる社会を目指したいですね🌸 ただ、わが父のようにかなり進行した場合は、自発行動がほぼないので"介入"せざるを得ないのですよ…接するときは笑顔😃を心がけてます(難しいけど…)2021/11/07

ユウキ

20
この本は認知症と無縁な人にこそ読んでほしい。最初の数ページで肝心な事が書いてあります。誰もが認知症になるかもしれません。初めは軽度です。でもその症状進めるのは本人でなく回りかもしれません。「認知症と診断名がついたら変わること」 これはもうSFです。でも現実に社会が強いている事だったりします。 本人は診断名が付いていない昨日、診断名が付いた今日、そこで何も変わっていません。それはそうです。変わってしまうのは周り。つまり僕。もしかしたらあなた。2022/07/05

まつけん

16
39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文氏が著した“認知症当事者からの大切な言葉”。是非多くの方、特に介護に関わる人に手にとってほしい一冊。文中より「認知症の当事者は診断による絶望と症状による絶望を感じ、診断直後から心配や優しさから自由な行動を奪われます…社会は「認知症にならないこと」に対し希望を持っているように感じていますが、本当なら「認知症になっても安心して暮らしていけること」が社会にとっての希望でなくてはならないと思います」当事者がイライラしている理由等の解説に得心しました。2022/04/03

hana@笑顔満開のわくわく探索人

13
当事者の方のお話はとても参考になる。障害のある方との関わり方にも参考になるなぁ、と思った。当事者抜きで決めたり、家族の思いを重視しすぎたりしないように気をつけなければ。2022/12/31

千草

11
著者は若くしてアルツハイマー病を発症。当事者の意見を尊重して欲しい、アルツハイマーと診断されたからと言っても、すぐに介護が必要になる訳ではないという。無知から来る無理解には、心せねばならない。最後まで、人間としての尊厳を持てるよう関わろうと思った。2021/10/25

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