薔薇のなかの蛇

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薔薇のなかの蛇

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  • サイズ 46判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065230503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

変貌する少女。呪われた館の謎。
「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編!

英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・ディヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。

可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ。
正統派ゴシック・ミステリの到達点!

内容説明

英国へ留学中のリセは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」という薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた事件が起きていた。屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえるかのごとく。禍々しい美しさを纏う少女が、呪われた一族の謎に挑む。可憐な「百合」から、妖美な「薔薇」へ―。正統派ゴシック・ミステリの到達点!

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1992年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

346
恩田 陸は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「理瀬」シリーズは、17年ぶりの新作のため、初読です。表紙や装幀、挿絵や雰囲気は、正統派ゴシック・ミステリらしく高く評価しますが、肝心のミステリがいけません。このシリーズはいつもこんな感じなのでしょうか? https://bookclub.kodansha.co.jp/search?_content_group_code[]=10000074282021/06/16

旅するランナー

296
イングランド南西部ソールズベリーにある、薔薇をかたどった館ブラックローズハウスで起こる惨劇(首胴体切断遺体やバラバラ爆殺)。祭壇殺人事件、謎の人物「聖なる魚」、聖杯、日本との因縁などが絡み、この地に隠された影と闇が迫ってくる。と書くと、おどろおどろしい雰囲気かと思ってしまうでしょうけど、謎を推理する、若い主人公たちがサラッとクールで案外穏やかな読後感が残ります。そして、北見隆氏による挿画が、静かに、だが確実に読者を物語の世界に誘います。2021/07/18

こなな

208
美しく聡明で神秘的で度胸があるリセ。思わず憧れてしまう。ノーブルな彼女に魅せられていくと思ったらシリーズ物だった。前作を勿論私の中で読む予定にした。もうすぐハロウィンのこの時期、時節的な物語だった。ハロウィンの日が中心に事件は進む。舞台がイギリスで貴族の麗しさと“絵の具に黒が混ざってしまったような風景画”のような禍々しい雰囲気を貫いていく。MI6的な過激な場面もあり壮絶だ。“同じものを見ても目に映る物は違う”ということに私的に発見があった。カメラがホワイトバランスを必要とするように、たぶんそれぞれなのだ。2021/10/17

うっちー

187
すみません。リセシリーズといわれてもといった感じです。13年かけて一冊を書き上げることに驚きました2021/06/23

紅はこべ

184
恩田さんは好きだけど、水野理瀬シリーズはそんなには興味ないかな。恩田さんは特殊な能力や特異な来歴を持つ一族ものが好きだよね。いわばラノベ的設定なんだけど、ラノベと一線を画してるのは、文章力と教養のもたらすものかな。謎がすっきり解かれた訳ではない。いずれ来るアーサーとの戦いを暗示して、その前哨戦?2022/03/09

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