内容説明
ウクライナ、シリアでの民間軍事会社の暗躍、米大統領選でのプロパガンダ工作、ジョージアとの情報戦、アフリカ発のロシア製フェイクニュース、そして東京五輪へのサイバー攻撃―、正規と非正規を組み合わせた二一世紀型戦争の実態と、ロシアの外交・軍事戦略の全貌に迫る決定版!
目次
プロローグ
第1章 ロシアのハイブリッド戦争とは(正規戦と非正規戦;二一世紀の新しい戦争 ほか)
第2章 ロシアのサイバー攻撃と情報戦・宣伝戦(戦争や紛争から切り離せないサイバー攻撃;攻撃者の多様化、低年齢化 ほか)
第3章 ロシア外交のバックボーン―地政学(脚光を浴びる地政学;ユーラシア主義と大西洋主義 ほか)
第4章 重点領域―北極圏・中南米・中東・アジア(ハイブリッド戦争の次なるターゲット;旧ソ連圏の恐怖心 ほか)
第5章 ハイブリッド戦争の最前線・アフリカをめぐって(アフリカでの活発な動き;アンゴラ内戦の経験 ほか)
エピローグ
著者等紹介
廣瀬陽子[ヒロセヨウコ]
1972年東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授。慶應義塾大学総合政策学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了・同博士課程単位取得退学。政策・メディア博士(慶應義塾大学)。専門は国際政治、コーカサスを中心とした旧ソ連地域研究。2018~2020年には国家安全保障局顧問を務める。主な著作に『コーカサス 国際関係の十字路』(集英社新書、2009年アジア・太平洋賞特別賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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