出版社内容情報
金融;マネー・投資;野村證券;大和証券;SBI証券;楽天証券;IFA;独立系ファイナンシャル・アドバイザー;株価;ネット証券;FX;投資信託;株式投資;お金;マネー;証券;銀行;生命保険;メガバンク;
内容説明
現場の溶解が止まらない!社長表彰の常連社員、労組の委員長経験者、海外修練生に選抜された営業成績優秀者…。将来を強く嘱望されていたエリートたちはなぜ続々と大手証券会社を辞めていくのか。
目次
序章 証券ビジネスを変える「IFA」とは何か
第1章 証券業界が固執する「儲けのカラクリ」
第2章 米国の証券業界で「いま起きていること」
第3章 誰が信頼できる「IFA」なのか
第4章 進化を止めた絶対王者・野村の苦悩
終章 いまの証券会社がなくなる日
著者等紹介
浪川攻[ナミカワオサム]
経済ジャーナリスト。1955年東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカー勤務を経て記者となる。金融専門誌、証券業界紙を経験し、1987年株式会社きんざいに入社。「週刊金融財政事情」編集部でデスクを務める。1996年退社し、ペンネームで金融分野を中心に取材・執筆。月刊誌「Voice」の編集・記者、1998年に東洋経済新報社と記者契約を結び、2016年フリーとなって現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミッフー
70
会社から感想文の提出を求められ読む💦要は金融庁のよく言う「顧客本位の業務運営」を行わないと、既成の証券ビジネスは成り立ちませんよ❗️と仰りたいのでしょうが😓この世界で30年強生きてる僕に言わせりゃね「無理無理😩大半の日本人に金融リテラシー無いもん❗️IPOにだけ群がる投機を投資と履き違えた輩ばかり🤪長期的観点の積立てが最適なんだけど経営上コスト合わないでしょ⁉️ストックビジネスったって信託報酬もそのうち引き下げ競争😱金融の垣根外し業界再編しかないよ」と感想文に書いたなら、復讐人事は間違いなし💩2020/10/10
のんぴ
29
証券マンは手数料で稼ぐのではなく、真に顧客の利益になるように、長期的な視野に立って、市場にのみ連動されないようにリスクも分散して、うまくいかないときも誠意をもって対応し、信頼関係を築かなければいけない。そうしないとネット証券やIFAに席巻されちゃうよ。という話かな。なかなか実現は難しそう。2020/11/03
ゲオルギオ・ハーン
17
最近の証券業界の話を書いた本。タイトルのインパクトこそ強いものの中身は割と地味。1章を読んだ時点で『IFA』って書くと格好は良いけど、渉外担当の外注版という印象があった。著者は成績よりも顧客に合わせた提案と親身な対応を重視しているからIFAの有力会社は証券会社の渉外担当とは違うというのだけど、顧客が損をすることは当然ながらあるし、結局数字が出ないと会社は潰れるわけだから親身に無理せず囲ってばかりも限界があると思いました。タイトルにある『証券会社がなくなる』理由がよく分からないのも残念だった。2020/10/30
まつこ
10
昔ながらの証券営業は、もう難しくなってくるんでしょうね…。お客さまも知識レベル上がってるし、騙すような手数料稼ぎはできないだろう。資産運用が健全に広まってほしい。2023/02/22
papaya
7
IFAと言っても聞いたことはなかった。独立金融アドバイザー。主として証券会社の営業担当が辞めてIFAになるケースが多く、楽天証券がIFAに力を入れているという。なぜネット証券がそんなものに?と感じるが増えてきているそうだ。証券会社の手数料は売買手数料だから必ずしも顧客の利益と同一 方向ではない。顧客の資産が増えて証券の手数料も増えるストックビジネスにしないと顧客が離れる。そんな話題でした。2021/11/19