講談社現代新書<br> 日本文化の核心―「ジャパン・スタイル」を読み解く

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講談社現代新書
日本文化の核心―「ジャパン・スタイル」を読み解く

  • 松岡 正剛【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065187739
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0236

出版社内容情報



松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他

内容説明

この国の“深い魅力”は本当に理解されているのだろうか?「濃い日本」を解読する。独自の方法論で日本文化の本質を見通す「松岡日本論」の集大成。

目次

柱を立てる―古代日本の共同体の原点「柱の文化」から話を始めよう。
和漢の境をまたぐ―「中国語のリミックス」で日本文化が花開いた。
イノリとミノリ―日本人にとって大切な「コメ信仰」をめぐる。
神と仏の習合―寛容なのか、無宗教なのか。「多神多仏」の不思議な国。
和する/荒ぶる―アマテラスとスサノオに始まる「和」の起源。
漂泊と辺境―日本人はどうして「都落ち」に哀愁を感じるのか。
型・間・拍子―間と「五七」調の型と拍子にひそむ謎。
小さきもの―一寸法師からポケモンまで。「日本的ミニマリズム」の秘密。
まねび/まなび―世阿弥が説く学びの本質。現在日本の教育に足りないこと。
或るおおもと―公家・武家・家元・ブランドとしての「家」について。
かぶいて候
市と庭
ナリフリかまう
ニュースとお笑い
経世済民
面影を編集する

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長、イシス編集学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

74
編集工学研究所所長の松岡正剛の語りによる日本文化論。「生命に学ぶ/歴史を展く/文化と遊ぶ」を合言葉に、16講に亘りキーワードを揚げてコンセプチュアルに日本文化にアプローチする切り口が鋭い。「日本という国」が面影を求めて移ろってきた、そのプロセスにしかとても微妙で複雑な日本文化の正体は捉えられないとする。「和する」の講では、大和がもともと「山の門」からヤマトになり山城国と呼ばれ、和は和風など日本風と意味をなしたが、和御魂と荒御魂の日本神話にまでさかのぼり、すさぶから寂びと変容した。知の編集術がすさまじい。2020/04/25

壱萬弐仟縁

49
まねび/まなびの項目で、お雇い外国人への恩恵や、共通テストマークシート問題。記述式先送りを松岡先生は批判される。20C初頭ロシアにヴィゴツキーという37歳で夭折(宮沢賢治と同じ年齢)。『思考と言語』『子どもの想像力と創造』新読書社、『芸術心理学』学文社、『「発達の最近接領域」の理論』三学出版(178頁~)。大学受験に記述式敬遠は、現代日本人の認知力が文章的でないことを暴露したもの(179頁)。文章的でありたい。経世済民は、ウォルフレンが語っていないこととして、東京裁判、GHQ、米軍基地などが日本のシステム2021/12/03

Tenouji

29
編集工学でお世話になった、松岡正剛氏を、久々の読了。とても面白かった。やはり、氏も今のコンピュータパワーは、行き過ぎてる感を持たれてるんだね。ジャパン・スタイルとは、恐らく、記憶と感情へのアクセスの仕方がポイントだと思うんだけど、確かに、アイデンティカルを軸に共感を煽らないんだよね。ただ「道理」が弱いのは駄目だよなぁ。2020/05/25

春風

24
松岡正剛の日本文化論。日本文化はハイコンテキストで、一見わかりにくい。そのため本書では、日本独特の用語をコンセプトに章を立て、核心へと切り込んでいく。〈イノリ・ミノリ〉(和する/荒ぶる〉〈まねび/まなび〉〈なり・ふり〉等々。この章立てからして、著者の編集の真骨頂を見るかのようである。日本文化は畢竟〈二項同体〉や〈絶対矛盾的自己同一〉のような日本的な見方で、変化するものを、相矛盾するものを、把握しなければ理解できない。本書を通読すれば日本文化の深層へ降り、改めて俯瞰するときには違った景色を望めるはずである。2020/05/26

tamami

24
松岡正剛の、たとえば『千夜千冊』のどの巻の一頁を取り出しても、なんと広く深く時空を超えたつながりの中から言葉が紡ぎ出されていることか。日本文化を語る凡百の著作など、『千夜・・・』の一頁にも及ばないのではないか。この蓄積はどこで何時、などと野暮なことは言うまい。ただ正剛さんが繰り出す、日本文化を巡る言説を楽しむのみ。新書一冊の中に、日本文化が何十冊分、何千頁分も詰め込まれている。まずは参考書として挙げられているたくさんの書物を手引きとして、日本文化の森に分け入ろうと思う。2020/03/26

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