ブルーバックス<br> うんち学入門―生き物にとって「排泄物」とは何か

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ブルーバックス
うんち学入門―生き物にとって「排泄物」とは何か

  • 増田 隆一【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065170144
  • NDC分類 481.34
  • Cコード C0245

出版社内容情報

なぜするのか? いつからし始めたのか? しない生物はいるのか? 臭い理由は? うんちに秘められた生き物たちのすごい生きざま!

内容説明

なぜするのか?いつからしはじめたのか?しない生き物はいるのか?なぜ茶色いのか?臭い理由は?「うんちに擬態する」生き物や、「他の生き物のうんちを食べる」動物がいる!?仲間やライバルの行動を支配する、うんちを使った「情報」戦略とは?思わず誰かに話したくなる「うんちのうんちく」が満載!

目次

第1章 生物にとって「うんち」とは何か(なぜ「うんち」をするのか;いつから「うんち」をしはじめたのか―「受動的なうんち」と「能動的なうんち」 ほか)
第2章 個体にとっての「うんち」―なぜ「する」のか(「うんち」は何からつくられる?;「うんち」はどうつくられる?―そして「おしっこ」は? ほか)
第3章 集団にとっての「うんち」―果たして「役に立つ」のか(集団にとって「うんち」とは何か;集団にとって「能動的なうんち」とは? ほか)
第4章 他の生物にとっての「うんち」―「うんち」を使った巧みな「生き残り」&「情報」戦略(動物は他種の「うんち」をどのように利用しているのか;植物は動物の「うんち」をどのように利用しているのか ほか)

著者等紹介

増田隆一[マスダリュウイチ]
1960年、岐阜県生まれ。北海道大学大学院修了(理学博士)。アメリカ国立がん研究所(NCI)研究員等を経て、現在、北海道大学大学院理学研究院教授。哺乳類を中心に、分子系統進化学および動物地理学に取り組んでいる。研究では、動物を捕獲せず非侵襲的に得られる排泄物を用いた遺伝子分析を取り入れてきた。2019年度日本動物学会賞、日本哺乳類学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

92
「うんち」とは何か?「うんち」の役割とはどんなものがあるのか?臭くて汚いと嫌われるうんちくんが、旅人のミエルダと共に旅をしつつ、生物にいつからうんちをするようになり、うんちの成分は何か、なぜ臭いのか、生物がうんちを利用してきた歴史、環境にとってのうんちを知る。うんちに対する見方が変わる。「うんちを知る」=「自分を知る」ことであり、「うんちを排泄する」ことが「生きている証」であることに他ならない。植物のうんちは枯葉であり、いずれも土壌動物が食べて、そのうんちを植物が根から吸収するんだね。目から鱗の内容です。2022/04/06

やいっち

80
著者によると、「うんち」を考えることは、「生き物」とは何か、「いのち」とは何か、人間を含めた生き物を取り巻く「環境」とは何かという一大テーマに繋がるという。その成果が本書だ。小学校などで「うんち」がやりづらい、行くと揶揄われるなど、問題になっているとか。著者としては、「うんち」の果たしている役割を家庭や学校や友達の間で、みんなで考えてもらい、翻って生き物や命について考えてほしいのだ。2022/01/26

鱒子

75
図書館本 うんちくんと一緒に旅をしながら考える本。ブルーバックスらしく考察深く読みやすく、そして真面目なうんちでした。うんち大事ですね!モリモリ食べてモリモリ出したいと思っています。うんちくんの相棒…緑色で旅装でとんがり帽子とくれば……スナ○キ○?2021/12/01

TakaUP48

60
タイトルに吊られて手にしたが、うんこドリルほどは易しくはなかった。「生き物」を呼び替えた「生命」の3条件は、複製・代謝・進化。うんちは代謝と深い関係。異種動物の「うんち」の活用例でフンチュウなど数種。現代社会から敬遠される「うんち」。学校のトイレでの大のしずらさ、音や消臭剤で遠ざけ、人間関係でストレス性の下痢・便秘。ヒトは「うんち」からの情報や大切さを知るべき!「うんち」役割4ヵ条とは、①生き物と進化の証②個体間のコミュニケーションを担う③種間の情報戦略と種の存続に有益④生態系での物質循環を担うこと。2022/05/16

ローレンツ🐾

23
うんち博士のミエルダとやたら聡明なうんちくんがうんち学を紐解いていく旅の物語。なにやら緩い感じかなぁと思いきや、そこはさすがのブルーバックス!ちゃんと科学していました!【うんち(糞)】についての内容をぐんぐん掘り下げていくと、なかなか面白い!生物学的にも生態学的にもかなり興味深い内容。ちなみに著者はゴリゴリの動物地理学者でヒグマの研究もされている方です。良書。2022/06/21

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