マーダーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 402p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065147276
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる――。大藪賞作家が描く圧倒的犯罪小説!救えるだろうか。
僕を殺人犯だと知っている君を。

この街には複数の殺人者がいる。
彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる――
現代社会の「裏」を見抜く圧倒的犯罪小説!

この10年で日本全体の殺人認知件数は1万288。検挙率の平均は98%。単純計算で206人の殺人犯が捕まっていないことになる。
また、年間約17万人が死因不明の異状死として届けられるが、解剖に回されるのはわずか12%。
およそ15万の「異状死体」が、詳しく調べられないまま死因を特定されている。
イギリスでの解剖率は約40%、アメリカで約60%、北欧では90%を超えるところもあり、他の先進国と比べて日本のこの数値は異様に低い。
つまり、多くの「死」が見逃されている可能性がある――。

殺人を犯しながら、誰にも知られず、日常生活を続けている者たちがいる。
街に潜む彼らは、何を思い、何を望むのか。そして、殺人者たちが望まぬ出会いを果したとき……。
これは、現実の日本で起こっているかもしれない、知ってはならない物語。

長浦 京[ナガウラ キョウ]
著・文・その他

内容説明

この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる―現代社会の「裏」を見抜く圧倒的犯罪小説!

著者等紹介

長浦京[ナガウラキョウ]
1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務を経て放送作家に。その後、難病指定の病にかかり闘病生活に入る。2011年、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で第6回小説現代長編新人賞を受賞。2017年、デビュー2作目となる『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

203
長浦京さん初読み。殺人者だらけのクライム+サスペンス+ヴァイオレンスで、今まで味わったものとは似て非なるエンタメになっていて凄く面白いと思いつつ、読み辛さも抱えていてページの進みが遅かった。構成も捻りも上手くて、勧めてくれた読友さんに感謝しつつ「なんで、サクサク読めないんだろう?」と疑問も湧いた…きっと、主要人物三人の誰にも共感できなかったからだろう。とは言え、三人で視点を変える語り口はテンポ感あるし、アクションシーンも緊迫感があって充分楽しめた。数作品を読んでみて、著者の独特な魅力の素を探ってみたい♬2020/09/07

モルク

133
商社に勤務する阿久津と刑事の敦子は玲美というハーフの女性から18年前の母の死の真相と行方不明の姉を探すように強要される。二人には強要されるだけの誰にも知られてないはずの過去があり、玲美はその証拠を握っていた…。次々と命を狙う者が登場しテンポよく目が離せない。それ故に登場人物が多く敵の把握が難しい。会社ではむしろ目立たぬ感じの阿久津が身軽でやたらと強い。そして連続殺人者である阿久津がなぜか憎めない。協力関係にある3人の微妙な駆引きやしたたかさも垣間見えて面白い。序盤は読みにくさも感じたが、後半は一気読み。2019/12/30

utinopoti27

132
商社マンと女刑事。彼らは過去にそれぞれ人を殺めていて、弱みを握ったある女から、自殺とされた母親の本当の死因を調査するよう要求される・・何とも現実離れした設定だ。それにしても本作は圧倒的に読み辛い。雑多な登場人物相互の関係性が込み入っているうえに、個々の背景描写が浅いため、クライムノベルに不可欠なカタルシスが得られにくくなっている。ただ、犯罪認知の網に漏れ、のうのうと生きる殺人者を自ら裁く「自己流の正義」が横行するカオスな世界観は、ある意味シュールと言えなくもない。読み手を選ぶタイプの作品ということか。2019/08/19

のぶ

114
何とも辛い読書だった。話の本筋はストーカに襲われる柚木玲美を助けた阿久津清春が、母の死の真相と行方不明の姉の捜索を依頼する。それに対して刑事の則本敦子をパートナーに真相を探っていくというものだが、とにかく登場人物や周辺の関係者が非常に多くてそれらの人物の抱える事情が複雑で、その上に多くの人が死ぬ。人物関係が整理できない状況でストーリーが進むので、読んでいて混乱する。読み手によってはクライムノベルとして、評価する人もいると思うが、自分には合わなかったようだ。2019/05/02

aquamarine

94
商社マン阿久津清春と刑事則本敦子。二人はそれぞれ柚木玲美に脅され、彼女の母親と姉の失踪事件を追うことになります。彼らの弱みは何なのか、そもそも阿久津は何者なのか…。前半それぞれが隠しているものがあるため、どうしても誰にも思い入れができませんでしたが、後半はこの特別な絆での信頼と駆け引き、そしてアクションシーンを夢中で見守りました。敦子のレストランでのシーン、後半の阿久津の働きも圧巻です。誰を信じていいのか、誰が正しいのか。面白いと素直に言うには重い、クライムノベルを堪能しました。NetGalleyJP2019/01/21

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