ブルーバックス<br> 学問の発見―数学者が語る「考えること・学ぶこと」

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学問の発見―数学者が語る「考えること・学ぶこと」

  • 広中 平祐【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065124970
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0241

出版社内容情報

「創造ある人生こそ最高の人生である」と語る、数学者である著者の学問論。「学問とは何か」に答え、学ぶ愉しさについて語ります。広中平祐氏の自伝的数学啓蒙書です。「学問とは何か」「学ぶとはどういうことか」「数学とは何か」など、数学や科学するときの最も大切な基本姿勢を教えてくれる1冊。広中平祐氏が特異点解消問題を解決して、1970年にフィールズ賞を受賞した経緯にも触れられていています。

広中 平祐[ヒロナカ ヘイスケ]
著・文・その他

内容説明

数学の世界で画期的な業績をあげた学者に与えられるフィールズ賞。代数幾何の分野、特異点解消の業績でこの賞を受賞した著者が語る「学問とは、創造とは何か?」父や母、友について語り、大学で数学者の道を志し、米国留学で研究を続け、ついに「特異点解消」の定理を完成させるまでの数々の失敗と挑戦を語る。ここに、真の「学問の姿勢」が浮かび上がる。

目次

第1章 生きること学ぶこと(創造の発見;人生の師 ほか)
第2章 創造への旅(創造することの喜び;友と自分の間 ほか)
第3章 チャレンジする精神(逆境と人間;創造と情念 ほか)
第4章 自己の発見(「自分」という未知な存在;耳学問の時代 ほか)

著者等紹介

広中平祐[ヒロナカヘイスケ]
1931年、山口県生まれ。京都大学理学部卒業、ハーバード大学大学院数学科修了。コロンビア大学教授を経て1968年にハーバード大学教授。1967年に朝日賞受賞。1970年に日本学士院賞受賞、フィールズ賞受賞。1975年に文化勲章受章。京都大学名誉教授、ハーバード大学名誉教授。京都大学数理解析研究所元所長。山口大学元学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

119
数学のノーベル賞とでもいうべきフィールズ賞を受賞されている広中先生の自伝と数学への思いを綴られたもので発表された時期は古いのですが、新しい装いで再刊されました。非常に読みやすくアメリカ留学時代のところは、小宮隆太郎先生(経済学)の岩波新書の「アメリカンライフ」を思い出しました。また大先輩であられる岡潔先生とのやり取りも楽しめました。2018/09/12

ねこ

105
1982年に書かれた本。著者は代数幾何学に於ける特異点解消でフィールズ賞受賞。京大名誉教授の数学者が語る「考えること•学ぶこと」…1人の人間の一生は「因縁」に支配され続けるものかもしれない。親から受け継いだもの、身近な友人から学んだもの、また幾度か試行錯誤することによって得た体験的知識などが、目に見えない塊となって自分の中に蓄積され「因」を作る。そして、その「因」が「縁」を得て、その人の志となり、行動となり、願望となり、道になっていく。生きている事は、たえず何かを学んでいる事でそれが生き様となっていく…。2024/03/26

まろにしも

18
他の読メの方もおっしゃっていたが、私がとても惹かれた文章は以下である。”一人の人間の一生は、あるいはこの「因縁」に支配され続けるのかもしれない。親から受け継いだもの、身近な友人から学んだもの、また幾度か試行錯誤することによって得た体験的知識などが、目に見えないかたまりとなって自分の中に蓄積され、「因」をつくる。そして、その 「因」が「縁」を得て、その人の志となり、行動となり、願望となり、道となっていく。”2020/01/05

ハチ

16
面白く読んだ。元気ある文章だった。自分の弱さをさらけ出せる強さがあり、今や死語になりつつある「根気」にみなぎっていた。岡潔とのエピソードもあり興味深く読んだ。努力をしようと力をもらった。2019/07/18

14
フィールズ賞を受賞した日本の数学者が学ぶこと、考えることの素晴らしさを説く。筆者は寓意を好み、本書でもいくつかの寓話が用いられ、その中の一つで創造を人間の赤ん坊に例えている。創造の原型は赤ん坊同様幼稚であり、それが十分成長したとき初めてなんの役に立つのかが明らかになる。それがわかるまで辛抱強く育てなければならないのだと。応用研究という目先の利益にばかり投資し、創造的である基礎研究を疎かにすることは長期的には技術力の低下を招くだろう。2019/01/12

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