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出版社内容情報
平行線は交わる!? 1+2+4+8+・・・=?1!? ドーナツ=コーヒーカップ!? 世界の見え方が変わるジュブナイル漫画!老数学者・内田豊は廃校で出会った、小5の少年・関口ハジメと。ハジメは、数学において天才的な才能があった。内田は彼の才能に惚れて、彼を数学の聖地であり自分が住む京都に連れて行った。そこでハジメは同世代の数学少年・手嶋と出会い、さらに数学の世界に入り込んでいくのであった・・・。世界の見え方が変わってくる、数学をちょっとやりたくなる、ワクワクする成長物語。
数学的才能に溢れる関口ハジメは、老数学者・内田豊のもとで苦手な計算問題をひたすら特訓。年上の女性・よっちゃんとの交流などで人間的にも少し成長。しかし、ライバル手嶋に近づくために受けた数学検定1級に落ちてしまった。さらに、数学ができなくなり、スランプに・・・。ハジメはスランプから抜け出し、新しい世界を発見できるのか!?
三原 和人[ミハラ カズト]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
20
すでに2人が話す数学部分がわからないけど、楽しいんだなということは伝わる。数学は計算より概念を理解する学問。数学は分ける、けれど、分けられる前の世界もある。数学検定は自分の理解度を知るのに良さそう。2022/02/16
かず
15
本書を読み始めた理由は、「法学と数学には共通性がある」と聞いていたから。目下、司法試験予備試験の学習中。それと、数学に苦手意識があったため。本巻でもはじめは壁にぶち当たりながら前進していく。二度目の受験で数学検定1級も史上最年少で合格。その試験会場で一学年上の数学ガール ハチちゃんに出会う。どんどん広がる世界。見失いかけた数学の楽しさも取り戻した。数式はさっぱり分からないが、私もはじめの気持ちが分かる。世界が広がっていく感覚。学びの楽しさ。「数学とは異なるものに同じ名称をつける技術」ポアンカレ。感動した。2024/03/17
えも
12
なまじ勉強なんかして数学の楽しさを忘れそうになったハジメと、ハジメの発想の広さに自分の弱点を知るテジマと、年上なのに年下にしか見えず、妙に計算の早いハチと、役者が揃ってきたかな?▼しかしテジマは小学生なのに老成しすぎ!2019/03/10
𝓛𝓪𝓼𝓽 𝓑𝓻𝓮𝓪𝓽𝓱 𝓨𝓪𝓷𝓪
11
スランプ抜け出せてよかった....2022/10/07
赤い熊熊
8
本編は数学が得意でなくても何ら困らないし、時々出てくる術語も雰囲気だけで充分に楽しめるのですが、巻末付録の数学は難解。テイラー展開までは学生時代の時の記憶でなんとかなったけど、その先は理解できなかったです。とはいえ本編読むのに差し障りがあるわけではありません。2020/01/03