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出版社内容情報
二井 將光[フタイ マサミツ]
著・文・その他
内容説明
体内でエネルギーを運搬し、私たちの生命を維持するのに欠かせないATP(アデノシン3リン酸)。ATPを取り巻く酵素やタンパク質に不具合が生じるとさまざまな難病、ガン、胃潰瘍、骨粗鬆症、認知症などの病気を引き起こすことが解明されてきました。ATP合成のしくみから医療への応用まで、最新の研究を交えながら解説します。
目次
前編 エネルギーを生命へ―光・糖・ATP(太陽の光から植物へ。エネルギーを糖へ;植物から動物へ。糖を変換してATPエネルギー生産;生物の細胞内で。すごい性能のATP合成酵素;私たちの体内で。ATP合成と病気)
後編 生命の中心にATP―メカニズムと医療への応用(筋肉から胃酸まで。ATPのはたらき;ATPで動くイオンポンプと病気;生きるに必須なオルガネラと水素イオンポンプ;ATPが支える細胞内の輸送・運搬;生物エネルギー研究から医療へ)
著者等紹介
二井將光[フタイマサミツ]
大阪大学名誉教授。日本薬学会および日本生化学会名誉会員。東京大学薬学部卒業。薬学博士。東京大学薬学部助手、岡山大学薬学部教授、大阪大学産業科学研究所教授・所長、微生物化学研究センター(現・微生物化学研究所)特別研究員などを歴任。生物がエネルギーを生産し使うメカニズムの解明に尽力。日本薬学会賞、持田記念学術賞、藤原賞、日本学士院賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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