出版社内容情報
二十一世紀のはじめ、火星への移住をはじめた人類は、先住民族の火星人を迫害し植民地化しようとしていた。ある日、星野(ほしの)マモルの家に、水上(みなかみ)ケンという少女が地球からやってくる。ときを同じくして、謎の少年・キャプテンKenが、火星人を救うべく、どこからともなく現れた。名前だけでなく、よく似た風貌の二人に隠された秘密とは!? アメリカの西部劇を思わせる火星開拓時代を舞台とした、異色SF大冒険活劇。 <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT25~26『キャプテンKen』第1~2巻収録 <初出掲載>1960年12月8日号~1961年8月20日号 週刊少年サンデー連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
8
火星を舞台にした西部劇(笑)面白かったですね~(笑)脇役達のキャラクターもいい感じで楽しめました(笑)2011/12/12
アーチャー
5
颯爽としてるのにもかかわらず、悪役の罠に何度も陥る主人公ですが、自己犠牲の精神で世界を救う姿に手塚作品の神髄を感じました。また、ヒゲおやじが意外なヘアースタイルで登場するのもファンにはうれしかったです。2012/04/20
ふろんた
2
★★★2019/01/04
tomdam
0
次から次に展開が広がる。ストーリーテリングの上手さは抜群だ。そもそも火星てSFで西部劇。それぞれの良い要素を抽出して新作となしている。ビジュアルを工夫して映像化すると面白そう2012/12/24