出版社内容情報
中国の権力者・江青（こうせい）の甥の珍鬼（ちんき）は、予知夢により安陽（あんよう）にある遺跡から燈台鬼（とうだいき）を発掘する。燈台鬼に付いていた甲骨文から、殷の時代に造られた巨大ロボットだと判明する。珍鬼は、この燈台鬼を使って世界征服を目論むのだが……。超能力と古代史をミックスしたＳＦ冒険漫画！ ＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞手塚治虫漫画全集ＭＴ３５２～３５３『ゴブリン公爵』第１～２巻収録 ＜初出掲載＞１９８５年９月６日号～ １９８６年２月２８日 週刊少年チャンピオン連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
5
操る人間によって敵にも味方にもなるっていうのは『鉄人28号』を思い出させますね(笑)中国の殷王朝っていう設定が面白いですね(笑)2011/11/15
アーチャー
4
てっきり表紙に描かれた巨大なおじさんが”ゴブリン侯爵”その人だと思ってましたが、このおじさんは”燈台鬼”なる伝説の怪物でした。手塚作品には一筋縄ではいかない悪役が度々登場＆活躍しますが、本作の主人公のゴブリン侯爵も〝ここまで人間は悪くなれるのか！？〟と思わされる悪役で、そういった描写にも手塚治虫の創造力の大きさを感じさせられる作品です。2012/03/20
ふろんた
1
★★★2020/01/03
