出版社内容情報
謎の怪鳥・モアに導かれ、メキシコの遺跡にたどり着いた写楽(しゃらく)。そこは古代人が密かに財宝を隠した黄金郷だった! そして写楽とモアを執拗に付けねらう殺し屋・ケツアルの目的とは!? 『三つ目がとおる』完結巻! 長編「怪鳥モア編」、短編二編を収録。<収録作品>怪鳥モア編/イカヅチ山が泣いている/スマッシュでさよなら <手塚治虫漫画全集収録巻数>「怪鳥モア編」 MT103『三つ目がとおる』第3巻・MT104『三つ目がとおる』第4巻収録/「イカヅチ山が泣いている」「スマッシュでさよなら」 MT113『三つ目がとおる』第13巻収録 <初出掲載>『怪鳥モア』 1977年8月7日号~1978年1月15日号 「週刊少年マガジン」連載/『イカヅチ山が泣いている』 1978年3月12日号 「週刊少年マガジン」掲載/『スマッシュでさよなら』 1978年3月19日号 「週刊少年マガジン」掲載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
5
後半になるにつれて写楽が三つ目にならずに頑張る話が多くなってきた(笑)そしてヤッパリ重い話が多い。単純に楽しめる話の方が好きかな~。まあこれはこれで好きですけど(笑)2010/07/03
kadocks
4
最終巻。「怪鳥モア」がやはり良い。当時読んだ気がしてきた。動物を描かせるとこれまた凄い。特徴的で顔が活き活きしてる。和登さんはワトソンだったのかと、巻末のインタビューで知って吃驚した。写楽はシャーロックとな。最初は軽いSF推理物だったとは驚きだ。マガジンとの関わりも書かれていたが、W3懐かしい。子供の頃読んでたしTVアニメも観てた。終わらせ方がまだまだ続きそうな日常。それもまた手塚治虫らしいかもしれない。次は「陽だまりの樹」読みたい。「ブッダ」も途中だし。2023/01/08
KAZUNARI
4
手塚さんだって永井豪みたいなハレンチな作品やるんだ!お色気シーンたっぷり。普段は幼稚園児みたいな子だけど、塞いでいるおでこの目を出せば、たちまち様々な能力を発揮する彼のキャラの面白さ。日本、世界、あの場所は三つ目人の手がかり?歴史的なミステリー要素もからんで楽しい。きちんと考えさせられるメッセージもあるぞ!2018/12/31
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2017/06/20
ふろんた2.0
1
★★★2019/09/06