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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のむ
29
日米最終決戦の凄まじさが、リアルに描かれた一冊。 注目点は、草加拓海と連合艦隊司令長官古賀峯一大将とのやりとりである。 戦闘中にもかかわらず連合艦隊司令部を武蔵から大淀へ移乗させ、大和と武蔵の乗っ取りが始まる。 また、巻末の「日米最終決戦白書」では、“合衆国が攻略を急ぎ、草加拓海が決着の舞台として選んだ太平洋の要衝・サイパン。この地を巡って繰り広げられる。大海戦の背景を余すところなく報告する。”として、史実と作中の戦力分析が面白い。2014/09/15
№9
9
戦艦大和に極秘裏に積載された「原子爆弾」。日本軍による米軍への原子爆弾使用により、戦争を有利に終結させようと企む草加の策略は、熾烈を極める米軍との「マリアナ海戦」の最中で、その一点の迷いも曇りもない「覚悟」によって、その思惑通りに進んでいく。その様を離れた海域から息を詰めて観察しつづける「みらい」。読んでいるこちらもまた「みらい」搭乗員たちといっしょになって、物語の展開を息を詰めて見守っている、そんな読後感。2013/11/10
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
5
二十四時間戦争を続けているのでなく、戦争の最中の凪の時間、そんなのもあるんだろうなぁと思わせ、その時間が更なる悲劇を際立たせるのだろうと思う。大和に乗せた原爆を草加がどう使うのか、そのとき「みらい」は?盛り上がり前のつかの間の時間ですね2013/04/29
かやは
4
ある意味一番日本のために行動していると言える草加。「日本を裏切るなよ」と言われたとき、何を感じたのだろうか。2012/06/15
エリ
3
大和、激戦に突入。鴻上大尉負傷。草加が作らせた壕が役に立つ。みらいは独自の活動をする。2011/06/06