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出版社内容情報
記憶を取り戻した九十九の次戦は、海堂晃。一度敗れ、再び起った男は以前より遥かに強くなっていた。海堂の本質「瞬の空手」とは?
累計部数2500万部!格闘漫画の金字塔が14年ぶりの復活!!
南米のジャングルに姿を消して三年‥陸奥九十九が帰ってきた! 今度の主戦場は総合格闘技「兵」のリング。一部の記憶を失い「壊れた」九十九は、進化した格闘家達を相手に‥勝ち続けることが出来るのか!?
THE APEX決勝に勝利した陸奥九十九の次戦・・相手は海堂晃。片山右京との仕合に勝利した海堂が、挑戦者に名乗りを上げる。羽生家の別荘で、観衆無しで始められた戦いは、意外にも組技で展開していく。それは海堂の「証明」‥「証拠提出」、陸奥九十九に関節技でも対応できるという・・・・。その証明が終わった今、海堂の「瞬の空手」が顕になる!
【著者紹介】
川原正敏 広島県三原市出身 代表作に『修羅の門』『海皇紀』『修羅の刻』などがある。
現在は月刊少年マガジンで『修羅の門 第弐門』を連載中。また『修羅の門』のスピンオフ作品である『修羅の門異伝 ふでかげ』でも原作を担当した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
静人
26
「あいつは陸奥の千年、不破の四百年、その修羅達の果てに立つ修羅王。圓明流史上の最高傑作だ。」2015/10/16
Yobata
24
宿命の対決,九十九vs海堂。完結。四門を開く修羅王・陸奥九十九に対し、全てを飲み込む空手の“空”を極めた空王・海堂晃の戦い。呂布に姜子牙ときて最後は仏陀ですかwしかし双竜脚とスマートさの中にも喧嘩屋の熱いところもあった神武館のトップが師・龍造寺徹心が目指し辿り着いた境地が全てを受け流すってだけとは…でもシンプルゆえ強い。九十九に一撃で四門を開かせ,四門すら受け流すとは…。しかし修羅の中の修羅,陸奥と不破の最高傑作の九十九は陸奥圓明流奥義の死門を開きながら、山田(不破)の技を繰り出すと…見事だったね。→2015/10/17
T.Y.
24
海堂晃との決戦、そして完結。結局「海堂はどう強いのか」という具体的イメージのは無印時代から作者にとっても難題だったということか。読者にとってもそうだったからよく分かる。その結論が「空」としての空手。内容的には言ってしまえばシンプルだが、四門まで出し尽くした後で最強の敵との激戦に相応しいレベルの高さと凄まじさは伝わった。最後は宿題回収で精一杯だった感じもあるが相応の内容は見せてもらった。この完結を見届けて悔いはない。『刻』は後どれだけやるのかな……2015/10/16
sskitto0504
21
シンプルに海堂対九十九ですね。海堂が凄まじく強くなったのはわかったけど、どうしてそんなに強くなったのかという描写がもうちょい欲しかった。まあ、ラストもいい技でした。面白かったです。2015/10/19
読み人知らず
16
やっぱりなんだかなあという最終巻。作者の世界についていけなくなると辛いなあ2015/11/23