内容説明
大海に突き出した小さな岩礁を基礎にして、人工的に作られた狭小な地盤の上に、数千もの人が住み暮らした比類のない島。極限の中に、すべてが凝縮された圧倒的異空間を私は何日も彷徨い歩き続けた。廃墟の鬼才・小林伸一郎、待望の最新作。
著者等紹介
小林伸一郎［コバヤシシンイチロウ］
１９５６年東京に生まれる。１９７８年専修大学経済学部卒業。１９８４年スタジオ、出版社カメラマンを経てフリーランス。１９８８年株式会社スタジオライズを設立。１９９１年第２８回平凡社準太陽賞を受賞。１９９４年第５回コニカ写真奨励賞を受賞。１９９７年第２回東京国際写真ビエンナーレ・キャノン賞を受賞
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感想・レビュー
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れみ
49
図書館内で読了(3)先日世界遺産に登録された軍艦島の写真集。廃墟に残された子どものおもちゃや生活用品、学校の壁に描かれた絵などの色彩になんともいえない寂しさを感じさせられた。第二次世界大戦中は中国や朝鮮から連れてこられた人々が作業していて、彼らの間では一度連れて行かれたら生きては帰ることのできない「地獄島」と言われていたとか。こうしたことを二度と繰り返さないという教訓にするための遺産として守っていくことも大事だと思う。2015/07/19
uuuki
1
軍艦島に今年の夏行ったから、思い返す為に見てみました。 ツアーではいけないようなところに行けてうらやましい。 もう一冊図書館で借りて読んだけど、こっちは軍艦島の物に多くスポットが当たってる感じでした。2013/09/07
mmmaico
1
写真の中の世界が静かすぎて怖い。 廃墟は何故こんなにも人を惹き付けるのでしょうね。 最近はツアーもあるようですし、軍艦島には一度行ってみたいと思います。2013/08/30
あんコ
1
★★★★★大好きな軍艦島の写真集。其の②。一度は行ってみたい憧れの島(笑)本を見ていつか私も!!って思ってます(*｀д´)b OK!
warimachi
1
あんまり恣意的で少々冷めないでもないが、「DEATHTOPIA」って言葉はかっちょええな。2013/04/01
