イブニングＫＣ アバンチュリエ 〈５〉 - 新訳アルセーヌ・ルパン

森田崇/モーリス・ルブラン

講談社（2013/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784063524512
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

怪盗紳士ルパンと名探偵ショームズの直接対決、青ダイヤを巡る「金髪婦人事件」終結！最後に笑うのは探偵か怪盗か……。

怪盗紳士アルセーヌ・ルパンと正体不明の美女・金髪婦人が関与している「青ダイヤ盗難事件」を解決するため、調査に乗り出した名探偵ハーロック・ショームズ。調査が難航する中、相棒ウィルソンの活躍で事件の裏に隠された反撃の糸口を見つけるが、ルパンの仕掛けた更なるトリックがショームズを襲う。知恵と知恵、意地と意地がぶつかり合う熾烈な頭脳戦の果て、最後に笑うのは探偵か怪盗か……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

金髪婦人事件決着。それにしても原作者のモーリス・ルブランはルパンにもショームズにも勝たせすぎない、かつ面白い物語にするために苦労したんだろうなぁと思うけど、ホームズの生みの親としては引き分けすらも許せなかかったのか、途中で馬鹿にされてるように感じたのかどっちなんだろう。最後にルパンの名前の初めての事件の短編もあって、やっぱりこのコミカライズ素晴らしいです

2013/03/07

[tome34]

すごく面白い対決でした。ドキワクでいったいどっちのほうが勝つかとですね。ショームズもルパンもかっこよくてかわいいな。ですが、ショームズのウィルソンに対する態度はちょっとひどいじゃないですかｗｗそして、若きルパンの話も面白い。ルパンにもそういう日もあったんですね。すごいよ、アルベール夫婦！

2013/06/07

[yomoko]

前巻から続く金髪婦人完結編。読みごたえも充分だし、過剰なまでの演出もぴったりハマってておもしろかった！ルパンもショームズも対決には非情だけれど、それ以外では紳士的なのがかっこいい。ガニマール警部のルパンに対してどこか厳しくなりきれない人のよさも好き。移籍後の続きも楽しみ。

2013/03/23

[びびとも@にゃんコミュVer2]

金髪婦人事件、完結。とても面白かった。ガニマールさんはいい人すぎるわ…。もうなんだか、ルパンのお父さんみたい。

2013/04/27

[zukko]

圧巻。すごくおもしろかった！続きが読めなくなるのかなあと思っていたので、移籍はうれしい。作者の原作への愛が感じられる巻末のエッセイ？みたいなものも続けてくれるといいな。それにしても、ガニマール警部はいいひと過ぎる。そこがいいんだけれど。続きも楽しみ。

2013/03/23