イブニングＫＣ アバンチュリエ 〈２〉 - 新訳アルセーヌ・ルパン

森田崇/モーリス・ルブラン

講談社（2011/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784063523898
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

新訳アルセーヌ・ルパン第２巻は人気エピソード『王妃の首飾り』『謎の旅行者』『ハートの７』を収録。

ミステリーの世界でホームズと並ぶ永遠のヒーロー、アルセーヌ・ルパン。貴族や金持ちからしか盗まない怪盗であり女性には優しい義賊の顔も持つ。ベル・エポックの時代を駆け抜けた冒険家（アバンチュリエ）の活躍を『ジキルとハイドと裁判官』で漫画界に新風を吹き込んだの森田崇が愛を込めて劇画化！

アルセーヌ・ルパンは自らの怪盗としての経験と優れた頭脳と行動力で探偵としても高い能力を示す。新訳アルセーヌ・ルパンは『王妃の首飾り』怪傑編、原作の人気エピソード『ハートの７』他収録。大河形式で描く誰も見たことのない新訳アルセーヌ・ルパン。第１巻同様、ミステリーファン以外もお見逃しなく！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yomoko]

このエピソード知ってる！そうそう、こんな台詞あったあった！と、わくわくしながら読めて楽しかった。原作に忠実なうえ、原作の魅力が余すことなく表現されてる感じ。素敵なコミカライズです。

2012/12/23

[放蕩長男]

ハートの7事件のお話。ホームズシリーズのワトソンのように、ルパンシリーズにも、語り部となる友人が存在します。彼が初めてルパンと出会ったエピソードが語られます。子供の頃は、ハートのキングのモデルとなった人物なんて、まったく知りませんでしたが、今読むと、あぁ、そうだよね、と思わされます。

2018/03/11

[びびとも@にゃんコミュVer2]

２巻でますます面白い。ルパンが出てこなくても「誰がルパンの変装なんだろう…」と言う目で読んでしまう。

2013/03/30

[杞人]

トリック自体は原作が古典である以上オーソドックスなものだが、登場する皆さんがひたすら顔芸をし続けてくれるので楽しく読める。「盗みたいから盗んだ」と復讐したはずの伯爵夫人に喝破されたルパンだが、首飾りの座金に執着する夫人に自らと同じ業を感じてそれを返却したのではないか、と思ったり。まあ、直後に手のひら返した内容の新聞記事をでっち上げていい格好したがる所が、悪戯小僧の面目躍如って感じもしますがｗ

2011/11/26

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

ルパン最初の事件というか子供時代の話から、「ハートの７」は次巻に続いてるけど、ますますコミカライズ好調な感じ。この調子でルパンの作品を全てコミカライズしてくれると嬉しいけど、ガニマール警部が出てこないとちょっと寂しい。

2011/12/23