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出版社内容情報
【内容紹介】
砥ぎ澄まされた感性と熱い情熱で、俊英・土田世紀が描く“3人の未成年の物語”
土田世紀『水の中の月』
「やれ煙草だ、アンパンだ、人殺しだって……我ァがら不自由になってぐこいつらより、よっぽど自由だスや」(本編より)
他人を傷つけ、自分が傷つき、思い通りに生きることが儘にならない……。青春とは本当に“自由”な季節なのか?賢治(ケンズ)、清(キヨス)、与一(ヨイヂ)……。北国の寒村に生まれ育った3人の“未成年”のそれぞれの生き方を描くことを通じて、土田世紀は僕等に問う……。青春とは何かを、人生とは何かを……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yom
1
田舎の鬱屈とする土地、鬱屈とする家庭環境から逃げられない少年。まがい物を手に入れてしまいそうになるけど、本物が1つでもあれば生きていける。どうしようもない哀しみが重たくも、ストレートな熱さが最後に灯る。「幸せ」ではなく「苦しくない」というのが、実にリアル。2023/04/29
かめあい
0
再読。ケンズかっこよすぎる。熱い男の友情が爽やかだ。キヨスはかなりのツンデレ。2014/07/27
たっきん
0
「本当の事が一つでもあれば・・・・ オラ疲(こ)えぐねえんだ」強いなあ。終わり方が唐突なのが残念2008/12/20