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出版社内容情報
【内容紹介】
突っ走って……その先にある亀裂を飛び越えるしかねえ……いい加減、気が付けっ……!退路なんか、もうねえんだよっ……!
博奕で負けて最後に起死回生を狙って厚く張ったコマが当たった例(ためし)があるか……?博奕は熱くなった時点で8割9割負け……、おまえは、今、その状態にある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
118
相手を乗せて勝つ。凄い演技力だな。2022/04/08
yoshida
89
カイジの策「グー買い占め」に気付いた北見達は「パー買い占め」を行い、カイジ達を圧倒的な絶望に追い詰める。カイジ達に接触する北見達。北見が語った何気ない言葉は、カイジに北見達を倒す情報を与える。命を張り、北見に挑むカイジ。更に奇策「パー買い占め」により、北見と決着をつけるカイジ。「限定ジャンケン」の時間が尽きようとするなか、生還に向けての勝負が始まる。命を張る状況に立たされ、今までの自堕落で自分で決定してこなかった己の人生に気付くカイジ。自分の生命がかかり、頭脳を研ぎ澄ますカイジ。圧倒的な焦燥感のある作品。2017/06/24
Hammer.w
21
ガッツや信念はギャンブルにはない。勝負を仕掛けた時には結果が出ている。仕掛けるまでいかに計算して行動できるか。チームプレーでないとできない。そしてひらめく。2022/01/06
白義
13
どんなにロジックを突き詰めても勝率は絶対に100には出来ない。必ず10や20の負け率は残り、そしてそれが綻びとなる。その言葉の通り、窮地からたった一割を徹底した読みと度胸、自らの決断で拾いに行く果敢さが印象に残る。勝ったと思った瞬間罠にはまる。ギャンブルと心理戦の醍醐味を極限まで煮詰めた限定じゃんけん戦終盤、パー買い占め首謀北見都の対決は読んでるこちらもどう戦局を覆すか読めず、やっと理屈がほのめかされてからの興奮が凄い。一割の勝ちを拾い続けるには理屈だけではない狂気の飛躍が必要なのが描かれてるのも唸らせる2017/05/27
S 2
12
やはり同じようなことを考えていたやつが登場した…ハッタリと度胸と機転で危機を乗り越えていくカイジの強さよ…どうして日常でそれを発揮しなかったのか…2019/07/19