内容説明
藤岡弘の不慮の事故によって、佐々木剛がキャスティングされ、2号ライダーが誕生したのは、本書を手にしている方には、もはや説明不要の有名事だろう。この事例によって、仮面ライダーは複数化を余儀なくされた。もちろん、それを否定する気は毛頭ないのだけど、この小説は、藤岡弘が事故を起こしていない可能性に基づいて書かれている。
著者等紹介
和智正喜[ワチマサキ]
1964年、東京都出身。小説家。「センチメンタル・ハイ」(’89年)でデビュー。代表作として「空飛ぶ!竜峰学園」(’93年~)「銀の腕輪のユーリ」(’94年~)「カラーズ」(’94年~)など。小説執筆の傍ら、テレビゲームの企画、シナリオ執筆も行う
大畑晃一[オオハタコウイチ]
1962年、愛知県出身。TVアニメ「超高速ガルビオン」(’83年)でメカデザイナーとして独立後、OVA「装鬼兵MDガイスト」(’89年)等、自身の原案・デザインによる監督作品を発表。アニメーションキャラクターイラストの分野で様々な作品に関わる一方、実写、CG作品のディレクションも手掛ける。現アミューズメントメディア総合学院CG科ビジュアルデザイン講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。