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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
15
国語の魔法にかからない例えば、愛情、正義、善意、良心クソ喰らえ 本当に面白いのは毒、怒り、憎しみ、裏切り、コンプレックス、エゴイズム2019/03/26
ノリピー大尉
14
「教科書の内容を先生自身がそれほど面白いと思っていないことが不幸」「力とは・・・訓練で培われる技術のこと」「「読む」ことは普段無意識に行っているが、実は意外と難しい。」「たとえ人間は自分の望むものすべてを手に入れても、必ずなにかを悩む」 日常の風景の中でも、「なぜ」と問う習慣は身に着けたい。 2018/08/15
Prince of Scotch
13
数学・柳先生、英語・川口先生に続き、またぞろ個性的な教師が、万を持して「特別進学クラス」に加入した。国語を担当する芥山先生だ。水野や矢島に、盤石な国語力を培うための「芥山式国語鍛錬法」を伝授すると宣言するが、それは一体どのようなメソッドなのだろうか? 数学や英語ばかりでなく、国語の基礎学力にも乏しい二人は悪戦苦闘するが、東大合格を目指して、今後いかに劣勢を打開してゆくか、興味津々である。2018/06/25
Mika
11
やっと国語教師の芥山登場。“正しく読む”には常になぜという「疑問」を持つこと。小論文の解答の型を身につけることの重要性。出口汪先生による模範解答は素晴らしい。そして、子どもの思考力を養うキーワードは「なぜ」。親子の会話に「なぜ」があることで深くじっくり考えるクセをつけられるし好奇心も刺激される。母親とのコミュニケーション、会話でのトレーニングが最も有効と肝に銘じる。2022/03/27
結葉天樹
11
芥山先生一発で好きになった。「愛情、正義、善意、良心…こんなものは糞喰らえと思うところから始まる」とはまさにその通り。「特に現代文は一様に名作の鑑賞会になっている」と言われると、確かに思う節はある。「こころ」や「羅生門」「山月記」の様に人間の負の感情が入った毒とも言える話は割と印象に残るが、感動作、いい話的なものはまるで残っていない。美しいものは確かに大事だ。だけど「白河の清きに魚も住みかねて~」という言葉もある。人間賛歌も良いが人間の感情全てを無視はできないとは思った。2020/03/03
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