モーニングＫＣ 山下和美「短編集」

山下和美

講談社（2002/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 346p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063288148
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜の女王]

「ROCKS」がお気に入り。別の所でも読んだ記憶があるが、やっぱりいいね！リストラされてうだつが上がらないと思ってた父親が、ロッカーだと知った息子。昔の情熱を思い出す父親。この情熱があれば何があっても大丈夫と思わせる。若さを忘れた中年に送りたい傑作！

2018/04/03

[のんの]

短編集。普通短編集ってはずれというか好みじゃないものも、入っていることが多いけど、全部あたりというか、自分の好みだった。珍しい。図書館で借りた本だけど、何度でも読みたくなりそう。

2021/08/25

[がんぞ]

レディコミ時代からまとめ上げた短編集。1999年『Rocks』で青年誌デヴュー（モー二ング）、インディのバンドやっている青年の親父がもとは超有名ロックグループのメンバーだったのが乱入でようやく分かるというストーリー。ほかはレディコミ誌。後ろ半分を占める『昨日の君は別の君…』は「別の決断を下したらそうなったかも知れない人生」という大長編連作『不思議な少年』に似たテイスト。歌手志望の彼と駆け落ちして四児を得た、彼は歌手はあきらめ会社員となったが太ってしまった。そうしなかった未来では結局父と和解したが子は無い…

2014/11/27

[Sally]

過去に少女漫画誌、青年誌に掲載した短編を集めたもの。リストラされた中年おやじがバンドやってた頃の熱を思い出し、ステージでバーコードはげ靡かせて爆発させる「ROCK」が白眉。垂れたバーコードをかっこよく描けるのは、世界中でこの人だけだと思う。

2016/07/26

[伏見]

昨日の君～は雑誌で読んでた、懐かしい。どの話も面白かった、プライベートガーデンが一番好き、ロマンチック。この人のクールな男性と風変わりな女の子の組み合わせ好きだな、また男性がカッコいいとくるw

2014/01/13