内容説明
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来。アジアの一角に横たわる奇妙な企業集合体国、日本…。2029年6月。海上都市ニューポートシティは灼熱の焦土となるか。攻殻機動隊は防御できるか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうい
1
原作ほど情報量が多くなく、押井版のようなダークさはなく、神山版のような社会系の話ではなく、アライズのようにチャレンジしてない、そんな感じのノベライズ。 良く言えば癖がなく読みやすかったのですが 、悪く言えば話もキャラも印象には残らない感じでした。多分、キャラの性格は原作基準2020/10/03
ハゲ
1
攻殻ファンとしては全てを手元に置いて読み尽くしたい!っとようやく購入。可もなく不可もない内容でした。やっぱ攻殻って動画だから大衆に受ける作品なんだよね。小説や漫画だと文字数や読者の理解力が試されちゃうからちょっと難しい気がする。海外だとSF小説家はかなりくらいの高い存在なのに日本だとあんまり受けないしなー。ラノベは人気あるけど海外のSFとはまた違うし。フチコマがタチコマより押しが強くて面白かった。2014/10/13
アストリアス
1
本棚の隅にあったのをつまみ出してきて再読。初版が1995年なので、かなり古い本。S.A.C.を期待しているとトグサに違和感があるかも。というか手に入れるチャンスも少ないだろうから、気にする必要はないか・・・20年近く前に書かれた本なので、どうでも良いことなのかもしれないが、トグサのハンドガンに関してのネタは今読むと「またか」という感じ。2013/11/02
moon
1
読みやすい作品。ニューポートシティが衛星による攻撃対象となり、素子を始めとする公安9課が阻止に向けて奔走する。素子はニューポートシティを救うことが出来るのか? 敵となるミストラルの最後に、素子のやさしさが光る。2012/02/01
√
1
神山先生の攻殻ではなく,士郎先生の攻殻がベースです。少佐やトグサの話し方,フチコマの存在,挿絵に関してもそうですね。この本自体,かなり古い作品ですので入手するのは難しいかも。とはいえ,今読んでも遜色のないところ,さすが攻殻機動隊というべきでしょう。2011/09/03