アフタヌーンＫＣ 夢使い 〈２〉

植芝理一

講談社（2002/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784063211320
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[砂糖と塩]

シュール。とにかくシュール。どのページにも細々と描き込みがなされ、コマの中の白い部分を消し去りたがっているような執念さえ感じます。それが幼女趣味、同性愛、近親相姦、女装ｅｔｃといった諸々のフェチズムと結びつき、この作者でなければ造れないであろう、独特の世界観が全編にわたって展開するわけで……ストーリーも面白かったはずなのに、結局読後に自分が抱く感想は『シュール！』一択です。一巻から続いたエピソードは次で終わりだそうですが、どんな不条理な結末になっても不思議じゃなさそうだなぁ…。

2013/07/03

[J・Kaiyou9274]

読了。ホントに絵の描き込みが半端ないな。背景とか。ストーリー的に盛り上がりがあり、なかなか熱い展開だと思う。三巻でとりあえず、一巻から続いた話は終わるみたいですが、どういう結末になるのか楽しみ。 また、それ以降の話も気になるな。

2015/04/23

[三枝]

只のロリコンだと思われた橘さんも案外いい戦いっぷりです。ロリに対する愛が強すぎるあまり巨乳が苦手な設定がこれまたおいしい。美紗子さんと相性悪いのもわかるような…戦闘シーンを見るとディスコミの冥界編にも出てきた世界観は奇怪で植物、機械のような複雑なデザイン。諸星大二郎を思わせる解説の多さ、古代的な情景は見ていて影響を受けていることが大変理解されます。三巻から登場する土曜星の眼鏡っ子はもろは〇きちゃんに影響受けたのがまるわかりです。

2015/01/11

[ナナシ]

これ…深く考えたら、頭おかしくなりそう。個のない世界、個のこだわりやデメリットを削ぎ落とした個体。それは確かに…悪くない…のか？多様性の強さってのが何かあった時に対応出来る個体を残す、同一性だと滅びやすいって位しか思いつかない。

2017/07/10

[ctmrln]

立ち読み。通して読みたい！

2015/08/24