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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
41
震災20年目の日に公開された映画のDVDで観て、原作をこの正月休みに読むことにした。在住とは、その地に住んでいること。つまり、必ずしも神戸生まれでなくていいということで、東京生まれで神戸在住の大学2回生の辰木桂が主人公。映画と原作の設定には違うところもあったが、1巻から同じ関西でも、大阪・京都とは違う神戸をみることができた。震災のことは第7、8話にでてきたが、20年前、大阪で経験したあの朝の地震のゆれと、あの日ことを思い出した。桂とその周辺の人たちが、どのように描かれているかを楽しみにして全巻を読みたい。2015/12/26
JACK
24
☆ ポッドキャスト「ひいきびいき」で、阪神淡路大震災20周年の2015年にドラマと映画になったと紹介されて興味を持ち、古書店を探し、数ヶ月かけて全巻揃えました。神戸に住む女子大生の桂と友達の毎日を描く物語。定規を使わない枠線、エッセイの様な情報量の多さ、沢山の手書き文字、スクリーントーンをほぼ使わない絵柄が特徴。のほほんとした女子大生の生活の中に時々描かれる95年の震災にゾクッとさせられます。第七話「震災」と八話の「震災から」は声を上げて泣いてしまいました。素晴らしい作品。皆に読んでほしいです。2016/05/17
にゃんころ
19
大好きなシリーズ。もう何度読み返したかわからないです。はっきり言ってしまうと最初の方の絵柄は結構ものすごいので、なかなか他の人にオススメしずらいんですが(^^; でも、全10巻の要約のようなイメージの1巻はやはり大好きな1冊です。東日本大震災を経験したため、また別の印象になった作品でもあります。2012/09/28
ブラフ
12
【再読】また何回読み返したかわからない。学生時代から何度となく読み返してる。大学卒業して岡山帰ってから、何度となく訪れてるし、沢山思い出があるけど、ここに描かれる神戸とはちょっと違うよなー。やっぱ住まないとダメかw あと、僕の洋楽趣味の一端(特にEnya)は多分ココやな。モトコー行きたーい。老祥記の豚まん食べたーい。学生時代に戻りたーい!したら、今度はバイク以外にも、恋にグルメにいろんなことに一生懸命になるわー2019/04/04
ホワイトペンギン
9
今日は震災から17年目と聞いて、なんだか読みたくて堪らなくなって引っ張り出して来ました。神戸をしっかりと描かれたこの作品は、絵の柔らかさと、それに相反するかのような様々なテーマで描かれていて、心をゆっくりと締め付けて来ます。数年前、神戸で数カ月過ごしました。震災があった後と思えないぐらい復興してるのを見て、なんだか涙が出そうになりました。もう17年なんですね。まだ17年なんですね。2012/01/17