アフタヌーンKC<br> もっけ 〈9〉

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アフタヌーンKC
もっけ 〈9〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784063145748
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JACK

14
☆ 妖怪や霊と接してきた姉妹が、それらに纏わる困難に立ち向かう物語。姉の静流は、妖怪や霊が視える体質の友達、御崎さんの過去と現在までの因縁に立ち向かいます。姉妹の成長がしっかり描かれていて、読んで良かったと思える傑作でした。作者の次の作品「ネクログ」を先に読んでいたのですが、どちらも素晴らしいですね。他の作品も読みたい。2016/07/09

書の旅人

7
見えないからこそ、興味を惹かれるわけで…。自然豊かな所は、説明出来ないものも沢山。科学が発達した今、それまで不可思議とされていたものが、解明されてはいますが、まだまだ残っているのです。しかし、そこへ土足で入り込む様なことは、してほしくないです。それを伝えるきっかけになれば…。後は、少し体験させるのも有りかもしれません。山奥ではなくても、丘の闇はなかなか存在感ありましたから、教えるにはうってつけかも…。2017/10/28

芹沢 時雨@VTuber

7
堂々完結!きっちりしっかり、平穏無事に丸く治まって良かった良かった。これから多くの躓きが姉妹二人を待っているかもしれないけれど、とんでもなく頼もしいお祖父ちゃんもいることだし、何があっても乗り越えていけるような、素敵なラストを感じました。欲を言えばもっと続けて欲しかったくらいだけれど、こうしてスッキリ終わらせるのも納得というか、有り難く拝領したいような気分になります。熊倉先生お疲れ様でした!2011/05/29

十六夜(いざよい)

6
後半ちょっと暗めな話が多かったけど、作り込んだ話ばかりでよく出来た作品。事件を通じて姉妹が切磋琢磨しながらも成長していく様は、まるで自分が母親にでもなったような気持ちで見ていました。しかしお爺ちゃんが1番いいキャラだった。2019/12/16

fuzimori

6
喪失による日常への回帰ではなく、成長による日常への馴致という結末が、「自然は抗い征服するものではなく共生するもの」という日本古来の考え方に非常に親和性を持っている。この物語ならではの見事な幕引き。拍手!2009/07/27

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