アフタヌーンＫＣ 茄子 〈３〉

黒田硫黄

講談社（2002/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 189p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063143140
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[阿部義彦]

全三巻、これにて完結！かなり前衛的な、どこに行くか分からないスリリングな読書でした。時間も空間も縦横無尽にひとっ飛び！茄子を巡るオムニバス。黒田硫黄期せずしてうますぎるぜ。堪りませんわー。

2019/01/25

[ポンポコ]

久しぶりの黒田硫黄。これほど感想を書くのが難しい漫画は珍しい。何がおもしろいかと言えば、ストーリーじゃなくて、ワンカットだったり線だったり、人物の造形だったりするんだな。

2015/02/22

[hachi_gzk]

この巻が最終巻。ＳＦで始まってＳＦで終わってしまう。読んだ限りでは１巻２巻で出てきた主要な人達を奇麗に退場させる纏まった巻だと思う。けど、これに続きが有るのであれば、読みたいと思わせるようキャラの立っている人物達でした。

2008/06/14

[ぴーまん]

傑作。フラストレーションのたまる箇所が一つもなく、読んでいてむちゃくちゃ気持ちいい。キャラクターがすっきりしているのが良かった。ラスト2コマが鮮烈。

2017/11/10

[コリエル]

完結。この巻はなんか知らんけど昔っからトラック運ちゃんの話が好き。ちゃきちゃきしている割り切り人間の話だからかな。あとはラストで高間と彼女はシスコに行ったのか、それともあの家で夫婦になったのか、はたまた別れたのか。色々と思いを馳せつつおしまい。電書のおかげで気楽に読み返せるありがたい。

2016/05/24