アフタヌーンＫＣ ハックス！ 〈４〉

今井哲也

講談社（2010/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784063106633
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[いっちゃんず]

高校生アニメ部漫画最終巻。アニメ作りを通して「何かを一生懸命やることの大切さ」が伝わってくる。うまくいくことだけでなく、うまくいかないこともきちんと描かれているところもいい。グッとくるセリフ多数。「もうね、この人頭おかしいんじゃないかってくらい、楽しいことだけ考えたらいいんですよ。大変ですけどそれでアニメはうんと楽しくなります」（P222）アニメ作りに限らず、すべての物事に通じる言葉だと思う。傑作！

2015/07/05

[あさひ]

ハックス4巻やっと見つけて購入。この終わり方好きだし、また何処かで会いたいな。キャラクターの描き分けだけもう少し分かり易かったらもっと良かったのに。でも今井哲也はこれからも要チェックや！

2015/01/18

[イズミ]

この作品はこれで良いのだよ。 これ以上はいらないんだよ。 全員が主人公じゃないんだから。

2011/07/17

[kanon]

みよしの過去編は心を揺さぶられる何かがあったけど、全体的にとっ散らかってたかなあ…終始ローテンションだったのも、緩急を感じられず残念。全員が全員良い青春を過ごしていないというのは、漫画にしては妙に現実的で新鮮ではあったけど、こういうタイプの物語は前向きになれるものを読みたいよね。教訓、得られるというなら良いかも。

2020/10/27

[ピク]

全4巻。『ぼくらのよあけ』『アリスと蔵六』の今井哲也連載デビュー作。絵が得意な女子高生みよしは、ありあまる好奇心を持てあまして落ち着かない性格。高校の新入生歓迎会で見た自主制作アニメに心奪われアニ研に顔を出すが、そこに入り浸っていた3人の男子たちもそのアニメがいつの代の誰が作ったものか知らなかった。その中の美少年コジマは、みよしが勢いで描くパラパラ漫画に才能を感じ、MADにして動画サイトへ投稿する。やがて4人の初歩中の初歩のアニメ制作作業が文化祭に向けて動き出す。

2017/01/27