講談社ノベルス
神の時空―三輪の山祇

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  • サイズ 新書判/ページ数 293p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990455
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

『神の時空』シリーズ第4弾! 奈良の大神神社。この日本有数のパワースポットに激震が走るとき、巨大な怨霊が日本を覆い尽くす!

『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計250万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第4弾! 今回の舞台は、日本有数のパワースポットと言われる奈良の大神神社。その付近で、男子高校生が殺害された。しかも、その遺体には毒蛇の咬み痕が・・・・・・。そんな時、三輪山が鳴動を開始。はたして、辻曲兄妹の鎮魂の祈りは通じるのか? それとも、巨大な怨霊が山を駈け下り、日本中を覆い尽くしてしまうのか!?

【著者紹介】
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。

内容説明

奈良県の高校生・早見淳一が殺害された。彼が「蛇が…」と言い残して事切れたと聞き、友人の田村暁は戦慄する。数日前、二人は大神神社のご神体とされる三輪山で、ある禁忌を犯していた。神罰を恐れた暁は神社へ急ぐが、事故があったらしく、登山口は閉鎖されていた。同日、京都にいた辻曲彩音・巳雨姉妹は、大神神社の怨霊を目覚めさせようとする企みを阻止すべく、急遽、奈良へ向かう―。

著者等紹介

高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポチ

38
神社とそこに祀られている神様の薀蓄が相変わらず凄い‼︎摩季ちゃんは復活出来るのかなぁ⁉︎2016/06/04

とも

30
★★★★もうここまで読みつないでくると、安定した面白さで安心して読み進められる。シリーズ第4作の舞台は、三輪山。前作の京貴船から数日後に謎の集団が奈良を襲撃するという設定。大神神社は三輪山を神体に、主祭神が大物主命、配祀神に大己貴命と少彦名命とするが・・・、違和感がある。同一人物とされている大物主と大己貴が別に祀られていいるからだ。大和国一之宮として古都奈良の最重要神社の本社や摂社、三つ鳥居や禁足地にある狭井神社などの謎も解き明かす。シリーズとしてのまとまりもあり、どんどん良くなっていく。2019/01/27

山本真一郎

29
読了。「神の時空」シリーズ第4弾。予想はしていたものの矢張り読み始めると一気読み。何せ作品内時間で1日も経過していないので。今回の舞台は奈良県は大神神社。そして三輪山。パワースポット等と持て囃されている事は別に如何でも良くて、読みたいのは歴史蘊蓄。大神神社については『QED』『カンナ』の各シリーズにも記載が出てきた事はあるので、然程驚きは無いかと思いきや、最終的に行き着く答えには矢張り驚かざるを得無い。この驚きを次巻以降も味わいたいもの。早くも次巻が待ち遠しい。舞台は厳島神社になるそうだが如何なるやら。2015/07/10

poke

22
段々このシリーズにはまってきました。今回は奈良県の大神神社のご神体の三輪山。行ったことがないので是非一度行ってみたい。今回もまた、祭神が正面をむいていない場所。なんか、神社で勝手なお願いをするのがどんどん躊躇われてくる。2016/02/14

TheWho

18
歴史薀蓄怨霊ミステリー神の時空シリーズ最新刊の第四弾。今回は、日本最古の神社の一つである大神神社と御神体とされる三輪山の関連を解き明かしながら、三輪山信仰と神話の実像に迫る歴史ミステリー。舞台は、奈良桜井市にある大神神社の怨霊を目覚めさせようとする企みを阻止すべく、主人公らが三輪山の隠された真実を究明していく行で、大国主命が三輪山の御神体であると云う通説と違い、邇藝速日命と云う新解釈で古代の謎を解き明かしていく。とにかく従来の日本神話の薀蓄満載で記紀好きにはお勧めの一冊です。2015/09/19

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